海外事例2-3

【最新海外事例 vol.1】ファストフード企業のInstagram活用

2016 4.27
はじめまして!kakeru編集部の峠田あかね(Twitter:@master_debu)です。
 
最近、日本の企業の間でも、Instagramアカウントを持っている企業が増えていますよね。最近の調査では、Instagramアカウントをマーケティング活用している会社は1万社もあるそうです。
 
グラフ
 
私は食べ物系のアカウントが好きなので、たくさんフォローしてタイムラインに流れてくる美味しそうな画像を眺めています。しかし、Instagramの食べ物は『おしゃれで美味しそう』ですが、『話題にしたくなる』『このアカウントをフォローしたい』と思わせるようなInstagramアカウントは、まだまだ少ないなと感じます。
 
それでは、数多くある『おしゃれで美味しそう』な画像の中で、ユーザーの目にとまりやすいコンテンツにするには、どのようにすればいいのでしょうか?
本記事では、海外ファストフードチェーンのInstagramアカウントから、事例を紹介しつつ解説していきたいと思います。

 
今回紹介するのは、マクドナルド、KFC、SUBWAYの3つのファストフードチェーンのInstagramアカウントです。
 
この3つのInstagramアカウントに共通することは、”作品性”があるということです。
 
”作品性”のあるコンテンツを作るためには「ユニークさ」と「ストーリー」を意識することが重要です。実際の投稿をご紹介しながら、ユーザーの目にとまりやすい”作品性”があるコンテンツ作りを学んでいきましょう。
 

インスタジェニックな商品がなくても大丈夫!?製品×イラスト投稿

<マクドナルドシンガポール>

マクドナルドシンガポールのアカウントでは、マクドナルドの商品と、可愛らしいイラストを組み合わせた画像を投稿しています。

 

Supercharge your day! #coffee #morning #mcdsg #igsg

McDonald’s Singaporeさん(@mcdsg)が投稿した写真 –

 
ここでポイントとなるのは、商品が”インスタジェニック”ではなくても大丈夫!ということです。
 
たとえば、この画像では、マクドナルドのコーヒーにサラリーマンのイラストを組み合わせていて、とっても可愛らしい画像になっています。
 
しかし、コーヒー自体は、特別に写真映えするような商品ではないですよね。
 
さらにこの画像では、コーヒーとサラリーマンがコードで繋がれており、コーヒーを飲むことによって、サラリーマンが元気になる(充電されている)様子がイメージされています。
 
商品とイラストを組み合わせることで、コーヒー単体を撮影するだけでは表現することが難しいストーリーまで表現されていることがわかりますね。 

おしゃれな世界観よりもユニークさで勝負!?イベント×キャラクター投稿

<KFC USA>
KFC USAのInstagramアカウントでは、「これ、本当に公式アカウントなの…?」と疑ってしまうほど、ユニークな画像や動画が投稿されています。
 
ここでのポイントは、商品の紹介よりも、イベントと組み合わせた話題性や、画像としてのユニークさを重視しているということです。
 
この画像はアメリカのプレジデントデーに投稿されたものなのですが、KFCのキャラクターである「カーネル・サンダース」がKFCの辛いチキンを歴代大統領に食べさせ、口から火を吹くというストーリーになっています。歴代大統領をいじるような投稿ですが、日本ではなかなかできませんよね。
 
このほかにも、ハロウィンにはカーネル・サンダースが鶏に抱えられている投稿をしていたり、大人気ドラマ「The Walking Dead」とコラボして、ゾンビとチキンの画像を投稿していたりしています。
 
食べ物のアカウントにも関わらず、ゾンビとコラボして1万件以上のいいね!がされているなど、注目度がとても高いことがわかりますね。  

サンドイッチを食べるシーンを連想させる!人×シーン投稿

<SUBWAY>
SUBWAYのInstagramアカウントでは、サンドイッチを持っておでかけしているシーンの画像が投稿されています。
 

This is #TheSubYouWant! Stop in to get a classic footlong packed with veggies for only $6 each this February.

Official Subwayさん(@subway)が投稿した写真 –

 
ここでのポイントは、商品の写真ではなく、”SUBWAYのサンドイッチを食べるシーン”を訴求しているということです。
 
商品自体はラッピングに包まれていて中身が分からないようになっていますが、SUBWAYのサンドイッチを持ってお出かけしている姿が、とってもおしゃれに表現されいていますよね。
 
このことからも、”美味しそうなサンドイッチの写真”の訴求をしたいのではなく、”SUBWAYを食べるシーン”の訴求をしているということがわかります。
 
美味しそうなサンドイッチの写真を見て「これ美味しそう」って思ってもらうよりも、「おでかけするならSUBWAYのサンドイッチを買っていこう」と普段から思ってもらえる方が、長期的に見て価値があるように思いませんか? 

まとめ

海外のファストフードチェーンのInstagramアカウントを3つ紹介しましたが、投稿するコンテンツに作品性を持たせるポイントをまとめると、
  • 商品を撮影するだけでなく、自社アカウントのオリジナル要素を追加する(ユニークさ)
  • 1枚の画像で見ているユーザーに”美味しそう”以外のメッセージを伝えるようにする(ストーリー性) 
Instagramが流行りだした頃であれば、おしゃれな世界観の写真を投稿しているだけでも良かったかもしれません。しかし、今回ご紹介した事例からもわかるように、食べ物系の企業だからといって自社の商品を美味しそうに撮影するだけでは、ユーザーの目にはとまりません。
 
逆を言えば、自社商品がおしゃれな見た目ではないから…とInstagramをうまく活用できていなかった企業も”作品性”を重視した投稿をすれば、Instagramを利用してユーザーへアプローチすることができるかもしれません。
 
今回ご紹介した事例を参考に、ユーザーに伝えたい内容と自社の商品に合うInstagramの運用方法を、再度見直してみてはいかがでしょうか?
 

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