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【Instagramアップデート】インフルエンサー投稿は「#PR」から「●●とのタイアップ投稿」へ

2017 9.6

こんにちは、うのです。
今年の夏、Instagramのアップデートがいくつかありましたね!

たとえば、Instagram Storiesのインサイト項目が増えて、投稿に付与したスタンプ(ハッシュタグ・位置情報・アカウント)のタップ数を確認できるようになったりと、よりマーケティング活用しやすいSNSになっています。

本日は直近のアップデートの中でも、「ブランドコンテンツのタグ付け」について取り上げます。

このアップデートは、インフルエンサー施策に大きく関わる内容となっていますので、企業もインフルエンサーの皆さんも必見です。

ブランドコンテンツのルールや、タグ付けの仕組みを理解し、企業とインフルエンサー双方で良い関係を築いていきましょう。

ブランドコンテンツのタグ付けって何?

ブランドコンテンツのタグ付けとは、企業アカウントとインフルエンサーのタイアップ投稿を紐づけるタグのことです。従来は、タイアップ投稿の本文や写真の中で、企業アカウントをタグ付けするケースがありました。

今回のアップデートによって、これからはアカウント名の真下に「タイアップ投稿:●●●(ブランドのアカウント名)」または「●●●(ブランドのアカウント名)とのタイアップ投稿」という表記が入るようになります。

▼ブランドコンテンツのタグ付けの例
アカウント名の真下に「volvocarusaとのタイアップ投稿」と表記されており、ブランド名をタップするとvolvocarusaのアカウントに遷移することができます。

 

Today was amazing. Thank you @volvocarusa for letting me drive the #volvoxc90. I really don’t want to give it back.

Aimee Songさん(@songofstyle)がシェアした投稿 –

このように、誰が見ても分かるような形でタイアップ投稿が発信されるようになります。

運用担当者に朗報!Facebookページインサイトで投稿管理できます

今回のアップデートにより、できるようになったことは次の4つです。

1.Facebookページインサイトで、タイアップしたユーザーのフィード投稿(通常投稿)のリーチとエンゲージメントが確認できる
2.Facebookページインサイトで、タイアップしたユーザーのStories投稿のリーチとエンゲージメントが確認できる
3.Facebookページインサイトで、インフルエンサーが投稿を実施すると通知がくる
4.タグ付けされても、インフルエンサーのタグ付けを解除できる(無関係な投稿を除外できる)

なんといってもFacebookページインサイトでインフルエンサーの投稿を確認できることが、大きなメリットです。

現在、指定している期間内にインフルエンサーが投稿しているかを直接確認したり、投稿のコメント数やいいね数を手入力で集計したりという方が多いかと思います。

しかし、Facebookページの管理画面で一目で分かるようになったため、工数削減に繋がります。Instagram Storiesのエンゲージメントはこれまで計測できなかったので、こちらも嬉しいアップデートですね!

※ちなみに、Facebookページのインサイト上では、エンゲージメントの内訳は「いいね」「コメント」のみで、「ブックマーク」の数は含まれないようです。

なんでブランドコンテンツツールが作られたの?

ここからは、なぜInstagramが今回のようなルールを制定したのかについて解説します。

Instagramを見ていると、「このインフルエンサーが投稿している商品って結局PRなの?PRじゃないの?」とモヤモヤすることってありませんか?

企業からPRを依頼されていそうなのに、「#PR」表記や、商品提供を受けている旨が記載されておらず、実はステマなんじゃないかと疑ってしまうケースがあります。受け手側では企業タイアップの投稿なのか、そうではないのかを判断できる材料がないため、思い込みでステマと推測されるケースも少なくないような気がしています。

その受け手のモヤモヤが、今回のアップデートにより解消される可能性を高く秘めています。今回、Instagramが初めてブランドコンテンツポリシーを導入したことによって不透明性のある投稿が減っていくことでしょう。

さらに、企業がインフルエンサーに自社商品のPRをお願いする際に、ブランドコンテンツのタグ付けが適切にされていない場合、Instagramの運営側から指摘されることになります。

Instagramが企業向けに発信している公式ブログでは、「今後数週間以内に、Instagramは、適切なタグ付けが行われていないブランドコンテンツに対し、ポリシー遵守を強く求めていきます。」と明記されています。

まだ国内のアカウントは認証バッジ(青いチェックマーク)がついているブランドのアカウントでないとタグ付け実施ができないようですが、今後段階的に機能が付与されることでしょう。

Instagramのインフルエンサーマーケはどう変化するのか

今回のアップデートにより、これからどんな変化があるのかを考えてみました。

1.今まで不透明だったタイアップ投稿の透明性・統一性が保たれる

これまで、Instagram上でインフルエンサー施策に対する明確なルールがなかったため、企業とのタイアップなのか判断しづらい投稿がありました。受け手によっては、ステマと捉えられてしまうこともありますね。しかし、ブランドコンテンツのタグ付けが浸透すれば、企業とインフルエンサーの関係性が明白になります。

2.Instagram Storiesのタイアップ投稿が増える

最近では、通常投稿だけでなく、Stories投稿のPR案件が見受けられるようになりました。しかしながら、企業側がインフルエンサーのInstagram Storiesのインサイトを見ることはこれまで不可能でした。

今回Facebookページインサイトで、インフルエンサーのStories投稿がどのくらいの人に見られているのかを把握できるようになります。これまではインフルエンサーのStories投稿は得られる効果が不明瞭だったため、なかなか依頼しづらいものがありましたが、リーチ数が見れるようになったため、Instagram Storisのタイアップ投稿の依頼が今後増えていくことでしょう。

新商品発表会などのリアルイベントにインフルエンサーを招待する際、Instagram Storiesのブランドコンテンツのタグ付けを依頼してみてはいかがでしょうか。

3.Facebookページインサイトのアップデートにより、一元管理・工数削減へ

今まで手動でインフルエンサーの投稿データを集計していた…なんて企業や代理店が多いのではないでしょうか。これからはFacebookページのインサイトで自動で集計できますし、投稿されたら通知がくるため、作業の時間が減ることでしょう。

企業・インフルエンサー・代理店がこれから考えること、すべきこと

今回の大きなアップデートを踏まえて、関係者たちが取り組むべきことをまとめます。

企業の皆さまへ:ブランドと親和性の高いインフルエンサーに案件をお願いしましょう

「フォロワー数の多い人」という基準でインフルエンサーをアサインしていませんか?それよりも、ブランドの世界観と合う方をアサインしたほうがエンゲージを得られやすい傾向にあります。

今回のアップデートにより、一般ユーザーもタイアップ投稿だと一目で分かるため、ブランドの世界観とマッチしていないインスタグラマーの投稿は不自然と感じられてしまう可能性が高くなります。

これからは、親和性が高いインスタグラマーのコミュニティ(ジャンル)を複数見つけておき、各コミュニティからインフルエンサーを複数名選び、案件をお願いするという方法を推奨します。

インフルエンサーの皆さまへ:まずは、「ビジネスプロフィール」を設定しましょう

ブランドコンテンツのタグ付けは、ビジネスプロフィールを設定しないとできません。そのため、企業が急ぎの案件をお願いする際、「ビジネスプロフィールを設定しているか」という項目がアサイン条件として入る可能性があります。

ブランドコンテンツのタグ付け投稿の手順についてはInstagramの公式ブログで紹介されているので、投稿の流れを予習しておくことをおすすめします。手順のキャプチャ付きで、日本語で分かりやすく解説されています。

代理店の皆さまへ:インフルエンサーアサインのフローを再整備しましょう

今回のアップデートは企業とインフルエンサーを結びつける代理店側が一番理解していないといけない内容だと考えています。そのため、アップデートに至った背景や、仕組みを理解した上で、インフルエンサー施策を取り組んでいきましょう。すぐに始められる準備としては、インフルエンサー向けに「ビジネスプロフィールの設定方法、Facebookページの作成方法、ブランドコンテンツのタグ付けのフロー、実際の投稿のフロー」をお伝えすることができますね。マニュアル化しておくと便利だと思います。

そして、企業側にも今回のアップデートをお伝えしましょう。この記事が役に立てば幸いです。

これから段階的にアップデートが行われるため、ブランドコンテンツのタグ付けが浸透するのはまだ先になりそうです。
しかし、今からできる準備をしておくことで、よりよい関係性を築けるのではないでしょうか。

現場からは以上です!

引き続き、ソーシャルメディアの最新情報を追っていきます。

それでは、また。


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