kakeru_EC_mastodon_2017-05-26

マストドン(mastodon)って知ってる?渋谷で100人に聞いてみた

2017 6.2

こんにちは。kakeru編集長の三川です。

4月にmastodon(マストドン)が注目されて以降、マストドンの関連ワードがTwitterトレンドにランクインしたり、書籍が出版されたりとわずか数週間でその名を轟かせていますが、はたして一般人にどれだけ広まっているのでしょうか。

kakeru編集部の飯塚と三川で4月末、渋谷周辺で年代性別問わずですが、聞き込み調査を実施しました!

渋谷にいる100人中14人がマストドンを知っていた!

まずは結果から。ド丼!

アートボード 1@2x

なんと、100人中14人がマストドンを知っている、という結果になりました。4月末時点でこの数値。お、多い…?マストドンを知ったきっかけの理由として「Twitterで流れてきた」「ネットニュースで見た」が挙げられました。

しかし、使っている人は、ゼロでした…。では、どのような理由でマストドンを使っていないのでしょうか。

詳しく見ていきましょう!

JK1「闇深そう」

まぁ知らないだろう、と思いつつまずは手始めにJKらしき女性に声をかけました。

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三川:あの~、マストドンってSNS知ってますか?

JK1:あー、知ってますよ!

三川:え、知ってるんですか!? ちなみにおいくつなのでしょうか?

JK1:高1になったばかりです。Twitterで何度も流れてきたので、気になってはいました。

三川:でもやってないんだ?

JK1:なんか、アングラというか、闇深そうで危ないイメージがあるから…。しばらくして、まだ流行っていたらやってみようかな。

20代後半男性「あれだけネットニュースになってたら気になりますよね」

数人で集まっていたグループに話しかけたところ、20代後半の男性がご存知でした。

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三川:知ったきっかけはなんでしたか?

男性:ネットニュースでしたね。マストドンって名前がインパクトあったし、すごく印象に残ってました。

三川:使ってますか?

男性:いや、気になるけど…マストドンでみんな何やってるんですか?必要性を感じられなくて、Twitterでもいいかなーって。

三川:Twitterとはまた異なった楽しみがあるんですけどね。

男性:話題になってたし気にはなりました。だからどんなSNSなのか調べてみたけど、楽しみ方が掴めず…。いまは様子見して、しばらくしたら挑戦したいと思います。

20代女性「怖そう」

友だちを待っていたというおしゃれな女性を発見。なんと、ご存知でした。

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三川:どこで知ったのでしょうか?

女性:IT関係に勤務している友だちがTwitterで呟いてて知りました。

三川:その方はマストドンやってるんですか?

女性:やってましたよ!「落ち着く」って言ってました(笑)

三川:それを聞いてやってみました?

女性:あ、私はやってないです。「怖そう」てイメージしかないです。

三川:怖そう?

女性:友だちのツイート見て興味持ったのですが、マストドンでどんな投稿されてるのかを解説した記事を見て…。

三川:なるほど。

女性:一般人が楽しめる雰囲気ではなさそうです(笑)

30代男性「セキュリティが問題でしょ」

6人グループの男性がいらっしゃったので声をかけました。

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※写真を撮影できなかったため、飯塚のオフショットを載せておきます。

三川:どこで知ったのでしょうか?

男性どこというか、自然と耳に入ってきましたね。話題になってたし。

三川:やってみましたか?

男性:いや、やらないです。だって、やる意味見出だせないですもん。

三川:そこを追求したら終わりですね(笑)

男性:あとはセキュリティーが弱いって聞いたから、利用するのが怖いよね。安全になるまで待ちかな~。

調査の結果:「雰囲気がこわい」「必要性がない」「セキュリティが心配」

調査をして分かったのは、「マストドンの実態が理解できないから、いまは様子を見る」という人が多いことが分かりました。「怖そう」「危なそう」といったネガティブな印象も持っているようです。

雰囲気って怖いの?

渋谷取材とは別に、マストドンを利用している20代前半の女性(仮名:めぐみ)に話を聞いてみました。

三川:「マストドンって必要?Twitterで十分じゃん」という意見があるようですが。

めぐみ(仮名):なくてもいいけど、あると楽しいというか、気楽ですね。JP鯖(https://mstdn.jp/)の場合、誰かに聞いてほしい(けど知り合いには聞かれたくない)話を気軽に書ける雰囲気です。

三川:気軽に書ける雰囲気がTwitterと違うんですかね?

めぐみ(仮名):「マストドンだからここまでぶっちゃけても大丈夫」みたいなトンマナというか、安心感があります。 何を言ってもゆるくふぁぼやリプが来るので、誰でもいいからかまって欲しい人はなかなかやめられないツールだと思う。逆に自己顕示欲の強い人間には物足りなくて、そういう人はTwitterに向いてると思います!

三川:「闇が深そう」って話も、街頭インタビューで出ました。

めぐみ(仮名):JP鯖の場合、Twitterから逃げてきている人が多い印象で。 個人の鬱憤やエロ系の投稿も結構あるから、流れてる投稿内容だけ見ると闇深そうにです(笑)。でも、フォロワー同士の繋がりはゆるくて、趣味軸でもなく、個々人の発言の雰囲気が好きかどうかで繋がっています。なのでTwitterと比べて不快感が少ない気がします。

三川:Twitterよりもゆるそうですね。

めぐみ(仮名):Twitterは相手の言っていることが嫌いでも政治的にフォローしておくべき人とかが生まれやすいけど、そういうしがらみがないのもラクです。 趣味鯖は逆に言論統制のムードがあってやりづらいみたいな話を聞きますけど…。

三川:ありがとうございます!

セキュリティって大丈夫なの?

セキュリティに関しては、インスタンスを運営している知り合いの男性(仮名:きよし)に話を聞いてみました。

きよし(仮名):セキュリティは他SNSサービスと比較すると弱いかもしれませんね。すごく簡単に説明すると、セキュリティの強い弱いを判断する材料は大きく分けて3つあります。「運営(人)」「サーバー(ハード)」「マストドン(ツール)」です。

まず運営について。マストドンはオープンソースのソフトウェアですので、企業、個人、団体、誰でもサービスを運営することができます。つまり、運営元のポリシーによって、セキュリティの強度は大きく異なります。

同様にサーバーも、誰でもたてられますので、熟練のサーバーエンジニアがたてたサーバーと、見よう見真似で個人がたてたサーバーで、セキュリティの強度は雲泥の差があります。

mastodonの場合ツールに関しては、オープンソースソフトウェアと呼ばれ、誰でも開発に携わることができるため、セキュリティホールを見つけるのも塞ぐのも誰かが行います。基本的には善意の開発者が多く携わっていますので、悪意のある開発者が入ってきたとしても、早々に締め出されます。

三川:つ、つまりまとめると…?

きよし(仮名):マストドンを利用する際は、運営元がしっかりしてるところを選ぶとセキュリティも安心できます。とは言え、結局は自己責任で利用するしかありませんけどね!

三川:ありがとうございます!

 

まだまだ発展途上なマストドン。様々なインスタンスが開設されて楽しみ方が増えたり、マストドン利用者が感想記事を書いて多くの人に理解をしてもらうと、普及するかもしれませんね。

そういえばつい先日、鹿児島のテレビ・ラジオ局のMBC南日本放送がインスタンスを開設したそうです。その名も「tegedon」(てげどん)。ローカルに特化した情報発信が行われるという点では利用側にもメリットがありそうです!今後の動きに注目したいと思います。

 


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