あの頃みんな若かった。青春時代を共に過ごしたmixiを振り返ってみよう丨恋愛マスターみほたんの放課後レッスン(連載03)

2015 8.13

みなさんこんにちは、恋愛マスターみほたんです!

先日kakeruのツイキャスに出演させて頂いて、副編集長の三川さんと酸欠ぎみになりながら過去のヒドイ話から最新の恋愛事情まで語りつくしました。

三川さんが「みほたんに早く彼氏できてほしい!」と言うので、応援してくれているのかと思いきや「彼氏出来たあとはだいたいフラれて事件が起きるじゃないですか~!」と続けられて絶句しました。ネタのためなら笑顔でライターの不幸を願う…見上げた編集魂です。

さて、今回は少し懐かしいSNSについて語りたいと思います。「mixi」のお話です。好きだったでしょ?ね?

ちなみに私の中でのmixi全盛期は2006年から2009年頃まで。丁度大学生活まるっとお世話になったので、本当に甘酸っぱいどころか酸っぱいだけの青春玉手箱です…うう…つらい…

いやいや頭を抱えていても進まない!それでは行ってみよー!

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あの頃の恋愛事情、mixiあるある4つをご紹介

「あー!あったあった」となるようなmixiあるあるを綴っていきますよ!

好きな人の情報収集は、まずmixiから

コミュニティで趣味や好みを把握したり、日記で最近の出来事や心境をチェックしたり、アルバムで写真は見放題だったり、紹介文で周りからの評価も見えたり…「気付いたらめっちゃページ訪問しちゃってる!」と、自分の恋心に気付くきっかけはmixiからでございました。

内輪コミュニティで育む愛

仲間内だけの非公開コミュニティでの慣れ合い、ありませんでした?現代のLINEのグループチャットばりにコミュニティの掲示板を使っていました。みんなが見ていない時間帯によく絡んでいた2人は、気付くと付き合ったりしてたな…

ログイン5分以内と足あと機能

好きな人のページを意味もなく見に行く夜更け…トップページに表示されるログイン時間が5分以内だと、「えっ!今暇なのかなぁ…連絡したらすぐ返ってくる…?」とソワソワしたものです。深夜に足跡をつけて相手からも返ってきて繰り返して…

結局メールで「暇かよw」とか送るきっかけ作ってました。

紹介文はむしろアピールの場

好きな人の紹介文を書きあげるのに、膨大な時間を費やしていました。

褒めちぎっても怪しいし~、テンション高すぎてもひかれるかな~、でも一文だけにまとめるセンスもない~!って、書いては消して書いては消して…紹介文は相手だけでなく周りへのアピールにもなるのでものすごく気合い入れて書いてました。そして紹介文からはライバルをチェックすることも出来たのです。

mixiは黒歴史の宝庫

しかし!こんな感じで役立つツールだったmixiですが、今となっては単に黒歴史がぎゅっと凝縮された爆弾と化している場合がほとんどです。

まずはやっぱりポエム、ね。いやいやさすがに…って思う人もいるかもしれませんが、まんま投稿してたわけじゃなくても、日記を見返してみるとなんとなく後半ポエッティになってたりするから!自分のmixi日記を読み返してみてください。特にヤバいポエマーのことは、影でその子の代表のポエムタイトルで呼んでたりしました。

タイトルといえば、彼女との思い出の写真をまとめたフォトアルバムに「プレシャスメモリー」ってつけてた男の子は今だにそのネタでいじられています。もちろん彼女とはとっくに別れてメモリーはもう刻まれていませんが。

あぁ恋人ネタも恐ろしいっ!クールなアイツの彼女がJ-popの歌詞をプロフィールに書いちゃうようなキラキラ女子、いや当時で言う「スイーツ(笑)」だった時は、サークルの女子みんなでうなだれました。しかも紹介文にはその彼からのラブラブな文章が…うう…Facebookの「ステータス 交際中」なんて生ぬるいよぉ…

まぁそうやって人のこと指さしてゲラゲラ笑っていましたが、自分のプロフィールも今見返すと結構イタいなぁ、おい!

ベストアルバムしか聞いたことないバンドの名前を「好きな音楽」に羅列してみたり、「季節のにおいが好き」「*北欧*」「びすけっと」とか、なんかオシャレぶったトップ画像使った特に内容のないコミュニティ並べたり。「* 森 ガ – ル の に お い *」がぷんぷんするし!!

なにより2010年の日記に「私、恋愛に時間裂きすぎ!」って書いてあったのが1番辛かったです。5年経っても変わらない…いやむしろ悪化している…。しばらく布団にうずくまりました。

mixiが過疎化した理由

こんなに盛り上がっていたのに過疎化してしまったmixi…原因は、みんな疲れてきてたんじゃないかなぁと思います。

日記を書くのが好きじゃない人もいるし、別に内輪でリアルタイムで楽しみたいわけじゃない人もいる。知らない人と交流したい人もいればその逆もいる。色んなことが出来るようになってくればくるほど、求めていない側からすれば煩わしくなってくるんですよね。

そこで他のSNSが色々出てくれば「じゃあ文章だけ書きたいからやっぱりブログでいいや」とか、「匿名性があって自由に出来るツイッターをメインにしよう」とか「商業用に人脈増やしたいからFacebook」とかそれぞれ自分の1番楽しめるところに拠点を移していったのだと思います。ちりじりになったせいでネットストーカーはより難しくなりましたけど!

だからmixiがまた盛り上がるときは、他のSNSがなくなった時なんじゃないですかね…極論。

やばい!「放課後レッスン」とか言って今回何も実践できることを書いてない!

そうだなぁ…今はmixi使ってなくてもアカウント残っている人がたくさんいるので、最近知り合った異性のページを探してみたりするのも楽しいかもしれませんね…ふふ…

はい!今日はここまで。

飲み会で「可愛いですね」とか言って連絡先交換してくれた年下の男の子のインスタグラム見たら、夏になって突然遠距離恋愛中の彼女が登場して無駄に傷ついたみほたんでした。

でも、どんなに傷つくことがあってもやめられないのが恋とインターネットだよねぇ。


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