【対談インタビュー】ビックカメラとナイセンに聞く、SNS上で企業コラボ企画を仕掛ける魅力とは

2016 3.17

こんにちは、kakeru副編集長の三川です。

2015年にTwitterで注目された出来事の1つとして、ビックカメラとナイセン(アイティオール)が仕掛けた企業コラボ企画があります。さて、企業コラボの魅力とはなんでしょう?今回はその魅力に迫ります。

*アイティオール:メディアソリューション事業やシステムソリューション事業を運営しているIT会社。Twitterでは、提供しているサービスの1つである「ナイセン」の愛称で親しまれている。

ビックカメラとナイセンが仕掛けたコラボ企画の振り返り

まずは、2015年に実施されたコラボ企画を簡単に振り返ります。 

  • 2015年4月末、ナイセンさんがビックカメラ水戸駅店を擬人化。ビックカメラの他店舗含めて他の企業Twitterアカウントを次々と擬人化する。これまでに25社を擬人化。
  • 2015年7月初旬、指定のツイート画面をビックカメラ水戸駅店の店頭で見せると、先着100名様に水戸たんイラストクッキーがもらえる企画を3日間限定で実施し、見事配布完了。協賛48社。
  • 2015年8月中旬、ビックカメラ柏店で開催された夏祭り(2日間)にて、射的ゲームを実施。企画に賛同した企業各社が協賛になり、さまざまな景品を提供。協賛48社。(#ビックカメラ柏たん夏祭り
  • 2015年10月末、「水戸まちなかフェスティバル」に合わせて、水戸市観光課・商工課、旅行ガイドブック「るるぶ」協力のもと、水戸の街を水戸たんが紹介する「たびっく」を1万部発行。水戸駅ビル協力のもと、水戸たんが描かれたポスターが水戸駅ビルをジャックする企画も同時開催。また、協賛56社を募りガラガラ抽選会イベントを実施。( 

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多くの企業を巻き込んだTwitter連動リアル企画のきっかけ

三川: 2015年は多くの企業アカウントを巻き込んだTwitter連動リアル企画を複数回行ったかと思います。リアルにこだわった意図を教えてください。

ビックカメラ:弊社の強みは店舗があることなので、ナイセンさんとは「リアルでも何かしたいですね」と水戸さんを擬人化して頂いた時から話をしていました。せっかくTwitterを運用しているので、店舗の売上や来店に繋がるような企画を行って実験してみたかった気持ちがありましたね。

ナイセン:私たちもリアルに直結することはやらせていただきたいなと思っていました。弊社でもリアルに繋がるような取り組みはやったことがなくて挑戦したかったので。

三川:それで2015年7月初旬に、水戸たんイラストクッキーを水戸駅店で配布するイベントが実現したのですね!


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