yamayoshikouhan

Twitter発「わさび抜きわさビーフ」はいかにして生まれたのか?山芳製菓( @yamayoshiseika )”中の人”直撃インタビュー(後編)

2015 9.9

皆さんごきげんよう。山ノ手乗子です。

Twitter企業公式アカウントの中の人インタビュー、第3回目は山芳製菓( @yamayoshiseika )さんにお話をうかがっております。前半では、Twitterを始めたきっかけや中の人を楽しく取り組む秘訣などをインタビューさせていただきました。

アカウント生誕2周年!「わさび抜きわさビーフ」を生んだ山芳製菓さん(@yamayoshiseika)の”中の人”に訊く愛される企業アカウントの極意とは?(前編)

後半ではTwitter生まれのポテトチップス「わさび抜きわさビーフ」について、その誕生秘話を語っていただきます。それではお楽しみください!

★登場人物
—————
山芳製菓:ヲリハラさん
kakeru編集部:三川、山ノ手
—————

Twitterからリアルに!「わさび抜きわさビーフ」はこうして生まれた

山ノ手:山芳製菓さんのTwitterでもっとも話題となったのは、やはり去年発売された「わさび抜きわさビーフ」だと思います。なぜTwitterから飛び出して、実際に商品として発売まで実現できたのでしょうか?

ヲリハラさん去年のエイプリルフールに「わさび抜きわさビーフ発売!」というツイートをしました。

すると大変嬉しいことに、ユーザーの皆さんから予想以上に大きな反響がありまして。それならファンの皆さんの期待に応えたいという気持ちと、これが本当に実現したら面白いだろうなという気持ちで、リツイートキャンペーンを実施したんです。

このツイートが社名との語呂合わせで「80,044」リツイートを達成したら本当に発売する、というものでした。ただ、画像を見ていただいたら分かりますが、コンマをつける位置を間違えてしまいまして。

ketamachigai

山ノ手:本当だ、コンマが3桁目の右側について「800,44」になってます…

ヲリハラさん:皆さんに早く共有したい!という思いが前に出過ぎてしまったのでしょうね。ですがこれもTwitterの特徴で、誤字でさえ楽しんでもらえる面もあるんです。

もちろん誤字は恥ずかしい事ではあるので、ない方がよいのですが、フォロワーの皆さんからいただいた「誤字してますよ!」などのツッコミからまた会話が生まれて、活気づいた雰囲気になっていくこともあるんです。それを見たユーザーさんが「何やら面白そうなことをしているぞ」と新たに集まってきてくださる…という波及効果が続きました。

そしてこのツイートにSHARPさんからもリプライがきまして。

SHARPさんの影響はもちろん、たくさんの方の協力もあり、最終的には41,000リツイートを超えるほどになったんです。(※現在は減ってしまっていますが当時は超えていました。)

弊社アカウントの今までのツイートの中で、当然1番拡散されたツイートになりました。

三川:Twitterならではで面白い流れですね!よく「狙った投稿よりも狙っていないツイートの方がウケがいい」と聞きますが、まさにこのことだと思います。

RTキャンペーンは未達に終わっても、Twitterへの情熱で商品化!

ヲリハラさん:皆さんのおかげで41,000リツイート超えまではいったのですが、キャンペーン自体は失敗に終わってしまいました…

山ノ手: 80,044を狙っていたので、結果としては残念でしたね。

三川:しかし実際は商品化され、公式アカウントさんやファンの皆さんの手元にお届けすることができましたよね。なぜ実現できたのでしょう?

ヲリハラさん:弊社の企画担当の人間が「こんなにたくさんの人が応援してくれたのなら、どうにかして叶えたい」ということで、商品の発売にむけて動いてくれたんです。

三川:嬉しい動きですね!ヲリハラさんの日々の頑張りが功を奏したのだと思います。

ヲリハラさん:これは私自身とても嬉しい結果でした。リツイートキャンペーンの数字はたしかに達成できませんでしたが、この取り組みをきっかけにしてユーザーの方がわさビーフという商品や会社名を認知してくれたり、話題に取り上げてもらえることになりました。

私はこのわさび抜きわさビーフを商品化できただけで、フォロワーさんたちに対する日頃の恩返しが出来て良かったという気持ちでした。しかしこれを通してより多くの人に知ってもらう、動いてもらうきっかけにつながったのは本当に嬉しかったですね。

Twitterで生まれた商品だからこそ、Twitter上の皆で分かち合いたい

山ノ手:SHARPさんはもちろん、他にもたくさんの公式アカウントさんへわさび抜きわさビーフを送っていましたよね。

ヲリハラさん:きっとそうしたら面白いだろうな、と思ったからです。SHARPさんからのリプライが来た時はリツイートチャレンジ真っ最中だったので発売決定はしていませんでしたが、もし決定したら絶対に届けようと密かに心に決めていました。

でも、普段からよく絡んでくださる公式アカウントさんはたくさんいらっしゃいますから、その皆さんに感謝の気持ちを込めて送りました。Twitterから生まれた商品だからこそTwitter担当者の皆さんに食べて欲しい、と強く思ったんです。

山ノ手:Twitterで生まれたものを、公式アカウントの皆さんで分け合いたい。

ヲリハラさん:この一連の流れをフォロワーさんも喜んでくださいましたし、公式アカウントの皆さんも楽しんでくださいました。でも、1番喜んだり楽しんでいたのは自分だったと気づきました。すごく楽しかったです!

山ノ手:ヲリハラさん自身も楽しまれていたのですね!

ヲリハラさん:やっぱり自分が楽しんでいないと、人は集まってこないと思います。会社の事、フォロワーさんの事をふまえつつ、自分が面白そうだと思ったことをやる、今回もそれがきっかけでしたから。それに通じることでもありますが、自分の特性も踏まえたツイートを心がけています。

山ノ手:特性ですか?

ヲリハラさん:はい。他の面白いアカウントさんの真似をしようとしても、自分のキャラにないものをやりつづけるのはきっと大変なだけで、「面白い!」と感じることができないと思います。それにフォロワーさんにも無理していることは伝わってしまうと思います。

山ノ手:他ではなく、自分のキャラを確立していくことが大切なんですね。

ヲリハラさん:自分には自分だからこその特性があると思うことで楽しみを感じられますし、楽しいと心から思って行動していることに対して、周りの人たちも集まってきてくれるので、それが1番かなと思います。これからも、会社や商品の事を深く知ってもらいつつ、自分も楽しい!面白い!と思えることをフォロワーさんや公式アカウントの皆さんと共有していけたら嬉しいです。

oriharasan

Twitter発のポテトチップス発売ということで大きな話題となった山芳製菓さん。ヲリハラさん、本日はどうもありがとうございました!

※「わさび抜き!?わさビーフ」は現在生産を終了しております。

【あわせて読みたい】→中の人がみんなの願い事を代筆!?デル株式会社 広報本部(‏@DellPR_JP)さんの「#星のDELL夜に2015」プロジェクトがすごい…!


PAGE
TOP