こんにちは。Kakeru副編集長の三川です。
6月20日(月)にローソン×kakeru「ローソンインスタ研究所『人気インスタグラマーに学ぶ! ウチカフェ写真撮影ワークショップ』」を開催しました!
ローソン研究所だけでなく、他メディアでもイベントレポートが公開されています。ありがとうございます!
▶ローソンインスタ研究所「人気インスタグラマーに学ぶ!ウチカフェ写真撮影ワークショップ」開催されました!
▶「消費者の声を聞き、消費者の声を活用する」~ ローソン×オプトの取組み事例「ローソンインスタ研究所」より ~
▶【インスタレポート】ローソンインスタ研究所~ユーザーカメラマンの今~
Kakeruの記事では、当日の様子に加えて「イベントを通して実験したかったこと」「実験して分かったこと」を書こうと思います。
#ローソンインスタ研究所 とは
「#ローソンインスタ研究所」は、ローソンの商品を周りの友だちに伝えるサポートをすることを目的に設立されたプロジェクトです。
生活者の「ローソンの商品をインスタに投稿したいけど、うまく写真が撮れない」という声を聞き、プロジェクト第一弾「ウチカフェ写真撮影ワークショップ」をお手伝いさせてもらいました。
SNSに発信されるコンテンツは大きく分けると2つあります。1つは企業からの情報発信、もうひとつはユーザーからの情報発信です。
InstagramやPinterestなどのいわゆるノンバーバル(非言語)系SNSが普及して以来、ユーザーコンテンツは、量・質・信頼度の面で圧倒的な力を発揮してきました。
インスタグラマーの台頭がその代表例で、彼女・彼らのコンテンツ力が活用した企業プロモーションを多く見られるようになったと思います。
(企業事例:TOYOTA インスタフォロワー50万人超の福田洋昭とTOYOTAがコラボ)
ただし!今回のイベントに参加頂いたのは、インスタグラマーのみなさんではありません。
「ローソンの商品をインスタに投稿したいから、スマホ撮影のコツを学びたい」という方を対象に参加してもらったのが、このイベントの肝。詳しくは、最後のまとめで解説します。
人気インスタグラマーに学ぶ! ウチカフェ写真撮影ワークショップ
今回は「ローソン研究所」に所属するローソン研究員を抽選でご招待しました。
プログラムは基礎編の「講師に人気インスタグラマーNana*さんを迎え、写真撮影のテクニックやテーブルコーディネートのコツを伝授してもらう」ことから始まります。
そのあとに実践編の「ローソン商品『プレミアムロールケーキ』を使ってみんなで実践、Nana*さんからその場で講評してもらう」という流れです。
▶Nana*さんのインスタグラムアカウント:
当日の様子
それでは当日の様子をフォトジェニックに振り返っていきましょう!
インスタジェニックな小物
こちらは開始前の様子。インスタジェニックな投稿にオシャレな小物は必須。アンティーク調の紙皿や木苺のフリーズドライ、蝶々の付箋など、Nana*さん指導のもと小物をご用意しました。
※インスタジェニック:Instagramで映えるモノ・コトのこと。(詳しくはこちら)
あきこちゃんとからあげクンも参加!
Nana*さんによる撮影レクチャー
イベント開始の10分前にはほぼ満席になり、予定通りの20時にオープニングがスタート!
まずは株式会社ローソンから、デジタルプラットフォーム部マネジャーの白井明子さんがウチカフェについてご紹介。
続いてNana*さんの自己紹介のあと、さっそく撮影レクチャーへ!カリキュラムを見ながらNana*さんのお話を真剣に聞いていました。
弊社SNSコンサルタント・小川も登壇。おすすめの画像加工アプリや独自の撮影テクニックを披露しました。
撮影テクニックのあとは、Nana*さんによるテーブルコーディネート術です!今回のイベントで用意したローソン商品は「プレミアムロールケーキ」。ロールケーキがインスタジェニックに映えるよう、構図やカメラのアングルをその場でレクチャー。
いざ、実践!
Nana*さんに教わったスマホ撮影+テーブルコーディネート術で「プレミアムロールケーキ」を上手に撮ってみましょう!
みなさんがアレンジしやすいよう、紙皿のデザインは複数用意しました。グループのメンバーで話し合いながら好きな紙皿を選んで、テーブルコーディネートに挑戦。
下の写真のように、壁紙をテーブルに敷くことで、簡単にインスタジェニックな写真が撮れます!
参加者のなかには小物を持参頂いた方も。リボンで飾っていらっしゃいました。
あきこちゃんマスコットを小物として使ってくださった方も!
撮影した写真はすぐに編集・加工。その場で「#ローソンインスタ研究所」をつけてインスタグラムに投稿してもらいました。
当日「#ローソンインスタ研究所」でインスタ投稿された作品がこちら。
アングルや小物の組み合わせでこれだけバリエーションあふれるインスタジェニックな投稿が!素敵ですよね。会場では歓声があがるほど盛り上がりました。
さて最後はNana*さんによる講評です。みなさんが投稿してくれた写真をみながら構図や色合いをアドバイスしてくださいました。
これからは、企業がインフルエンサーを育てる時代へ
今回のイベントを通して強く感じたことは、「ユーザーコンテンツ活用=インフルエンサー活用施策」では決してないということ。冒頭でも触れましたが、いまの世の中は「ユーザーの投稿を企業プロモーションに活用しようかな!そうだ、インスタグラマーだ。インフルエンサーを起用しよう」となりがちです。
だけどちょっとまって。本当にそれだけしかないの?自社ファンをインフルエンサーへと育てるのもありじゃない?と私は思いました。
今回のイベントの特徴は、ローソンファンとローソンがリアルな場で接点を持ち、スマホ撮影テクニックを伝授したことです。つまり、自社ファンをインフルエンサーに育成する施策をやってみたわけです。
ここで、インフルエンサー活用施策とインフルエンサー育成施策を比較してみましょう。
インフルエンサー活用施策は、自社商品やサービスを認知拡大したい時に非常に有効なプロモーションです。彼女・彼らの撮影加工テクニックを駆使してもらい、魅力的な表現で情報を発信してくれます。
一方で、インフルエンサー育成施策は、企業への愛がもともとあるわけですから撮影テクニックを伝授することで、自社に特化したインフルエンサーになる可能性があります。
今回のイベント終了後、数日間「#ローソンインスタ研究所」を追っていました。すると、イベント数日後にも投稿してくださったローソン研究員の方が!
仕組みづくりは必要ですが、継続した情報発信につながることもあります。
今回は、自社の商品に対する想いをローソンから参加者のみなさんに直接伝えて理解してもらい、それをInstagramで表現してもらいました。企業と接点を持つ体験は、SNS上では味わうことのできない特別なものです。それは、企業や商品・サービスをより一層好きになってもらうきっかけになるはず。
インスタグラマーのみなさんは確かに素晴らしいコンテンツを発信してくれます。彼ら・彼女らにプロモーションを依頼するのもいいですが、自社ファンにスマホ撮影テクニックを伝授することで、自社ファンをインスタグラマーへと育てる方法もあるのではないでしょうか。これからは、企業がインフルエンサーを育てる時代です。
企業のファンと企業をつなぐ重要な役割として「ユーザーコンテンツ」をどう活用していくのか、kakeruでは探求していきます!
【お問い合わせ】
kakeru編集部では、自社ファンの育成施策をご支援しています。是非お気軽にご相談ください。
▶https://kakeru.me/contactform/
関連リンク▶オプトが運営するkakeru、インスタグラムを活用した 企業のリアルイベント実施をサポート~第1弾はローソンとタイアップ、「#ローソンインスタ研究所」を開催~