こんにちは。石井リナです。
アパレル業界のみならず、各メーカーや各サービスのInstagram施策が進んでいる様子は日常生活の中でもよく見かけます。
例えば、ショーウィンドウにハッシュタグが書いてあったり、レジの横にはハッシュタグキャンペーンと題したチラシが置いてあったりと各社Instagram活用を積極的に行っている様子が見て取れます。
先日ELLEgirl×SeeByChloeのイベントに参加してきたのですが、そこで見たInstagram活用術をもとに、リアルイベントを実施する際のInstagram(インスタグラム)施策を今日はご紹介します!
アパレルブランドのInstagram活用のポイント
ありがたいことに、アパレルブランドなどのPartyやイベントによくお邪魔しているのですが、Instagramを活用する際のポイントは3点あります。
- イベントハッシュタグの徹底的な周知
- インスタジェニックな写真が取れるフォトブースの設置
- Instagramに写真をあげたくなる+αサービス
では、順に紹介していきたいと思います。
1.イベントハッシュタグの徹底的な周知
先日のイベント会場は新宿伊勢丹の2Fの中心にPOPUPショップスーペース。
まず受付をするのですが、最近のイベントやパーティーでは受付時にハッシュタグの紹介を受ける事がほとんどになってきました。
今回でいうと『今日のイベントのハッシュタグは#SeeByChloeなので、こちらでSNSに写真アップしてくださいね!』といった形です。
口頭で伝えただけでは忘れられてしまうので、ハッシュタグが記載されている紙を渡すなど運営側もしっかりと周知をします。
左の紙に書いてあるように、こうしたハッシュタグのメモを渡されるか、またアイテムで渡されることも多く、今回はバルーンにハッシュタグの記載がありました!
貰って嬉しいモノであることや、常に目に入ってしまう場所に書いておくことなど、そうした徹底したハッシュタグの周知が必要不可欠となっています。
他のイベントでは、クッキーなどのフードにハッシュタグが書いてあるケースもあり試行錯誤試は様々です。
2.インスタジェニックな写真が取れるフォトブース
Instagramの活用方法として、なくてはならないのがこのフォトブース。ファッション系のイベントなどでは絶対と言っていいほど用意されています。
昔からフォトブースはあったかと思いますが、最近のフォトブースは背景がアパレルブランド名ではなく、ハッシュタグになっていることも多く、Instagram上に載せることが前提という雰囲気すら感じます。
このSELFIE STATIONの中に入ると、こうした写真がとれるようになっていました!
ここでガールズたちはパシャパシャとインスタ用の写真をとっていきます。
「今日はこのイベントに行ってきたのよ!(キラキラ)」という自慢気な写真投稿をしたいのがインスタなので、もはやこのフォトブースで撮った写真をインスタにあげない女子達の方が少ないと思いますが、絶対に写真をアップしてもらうための最後のひと押しが次の施策です。
3.Instagramに写真をあげたくなる+αサービス
イベントやブランドによって、+αでのサービスは違うものを見かけますが、最近多いなと思うのはこちら。
この見慣れない機械は一体なに?と思われる方も多いと思いますが、指定のハッシュタグ付きでインスタに画像をアップすると、その写真がこちらの機械に収集され、タッチパネルで選択すると、その画像がプリントアウトされ、シールになるという仕組みです。
実際に出てくるシールはこちら。
物珍しさに「やってみたい!」となる女の子も多く、上手いしくみだなと思います。実際のところシールはいらないという女の子たちも多いので、物珍しいと感じられるまで需要はあると思います(笑)。
プリクラにしても、今の若い女の子達は「シールそのものはいらないけど、携帯に送られてくる画像だけ欲しい」という世代です。もちろんシールより画像の方がほしいのは、SNSにアップするためです。
それにしても今季のSeeByChloeはカワイイし、コンテンツも充実しており、ELLEgirlが絡んだイベントは本当に女子のハートを掴んだ面白いモノが多いな〜と、しみじみ感じたそんなイベントでした。
ではまた!