こんにちは、うのです。
毎週水曜日は「ほめられるスマホ撮影術」と題して、スマホ撮影テクニック講座をお届けします。
本記事の前半は基礎編、後半は応用編という構成になっていますので、ご自身のレベルに応じてチャレンジしてみてくださいね!
さて、第1弾は写真の基本である「光」についてです。
魅力的な写真を撮るために、どこから光が差していて、どのように影ができるのかを意識してみてみましょう。光を意識して撮るだけで表現の幅が広がりますよ。
スマホは手軽に撮影できる分、すぐにシャッターを押してしまいがちかもしれません。シャッターを押す前に一呼吸おいてみましょう。
また、毎週kakeruのInstagramで撮影術のまとめを更新していきますので、ぜひ記事とあわせてご覧ください。
それでは早速、基礎編からスタートです。
基礎編1:逆光で撮る
▼完成写真
▼撮影風景:自然光をとりいれるために、窓辺で撮りました。
逆光で撮ると、食べ物のシズル感がでておいしそうに写ります。
よく観察してみると、グラスの水滴、トマトのみずみずしさが際立っていますね。
やわらかい光のグラデーションができて、印象的な仕上がりになります。
スマホのHDR機能をONにして撮ると、逆光で影になって黒くつぶれてしまったり、明るすぎて白とびしてしまうのを防いでくれます。
基礎編2:サイド光(側光)で撮る
▼完成写真
▼撮影風景:A3の白い画用紙をレフ板代わりに使いました。
サイド光で撮ると、立体感のある仕上がりになります。
食べ物の自然な色味を引き出しやすいのが「サイド光」と覚えておくのがよいでしょう。
影になる部分が少ないため、失敗しにくいのもポイントです。
基礎編3:順光はあえて撮らない
▼完成写真:残念ながら、自分の影が写ってしまっています。
全体的にくっきり写りますが、立体感が出ません。
撮っている自分が影になってしまうなんてこともありますね。
食べ物や小物などのテーブルフォトを撮るときは、自分の背後から被写体に光が当たる「順光」はなるべく避けましょう。
基礎編まとめ:もっとも大切なのは、自然光で撮ること
▲自然光・逆光で撮った例。
これまで、様々なインスタグラマーさんに「魅力的な写真を撮るコツ」をうかがいましたが、皆さん口を揃えて仰ってたのは、自然光が大事だということでした。
もちろん部屋の明かりでも写真は撮れますが、朝~昼前の太陽のひかりが1番うつくしく撮れます。
朝の自然光で撮れるときは、多少室内が暗くなったとしても、部屋の蛍光灯はオフにして自然光だけで撮ります。スマホのフラッシュ機能は使いません。なるべく窓際に近づけて撮るのがベターですが、直射日光が強いときは、窓から遠ざけたり、レースカーテンで光の強弱を調整してみてくださいね。
それでは、ここからはいよいよ応用編です。
応用編1:夜、部屋で撮るときはどうしたらいいの?
「夜ごはんを撮ろうとすると、昼間みたいに綺麗に撮れない…」というときは、カメラアプリを頼りましょう。
おすすめするカメラアプリは2種類。
可愛く撮るときは「Foodie」
■使用アプリ「Foodie」 /
■加工テクニック
効果を適用したい写真を選択→エフェクトからFR1を選択→完成
ほかにも様々なフィルターがあり、部屋の中でも可愛く撮れるのが特徴。
写真上級者は「VSCO」
■使用アプリ「VSCO」 /
■加工テクニック
効果を適用したい写真を選択→ISO感度を800~1600で調整→完成
VSCOはISOのほかにも、シャッタースピードやホワイトバランス、露出を細かく調整することができます。
ライトを使って疑似的に自然光らしい環境を演出する方法もありますが、それはまた今度ご紹介しますね。
応用編2:映り込みはどうしたらいいの?
「○○を撮りたいのに、部屋の蛍光灯が映りこんじゃう…」なんてこと、ありませんか?あとは「今日買ったコスメをインスタにアップしたいけど、アイシャドウのミラーにスマホが映りこんじゃう…」なんてこともあるかもしれません。
そんなときは、A3以上の紙を使って映り込みを防止してみましょう。
おすすめはA3以上の白画用紙と黒画用紙です。基本的には白画用紙を使用しますが、黒画用紙はビニール包装したままのコスメやスマホの画面を撮るときに使うと効果的だと思います。
次回は「構図」編です。
ほめられるスマホ撮影術の第1弾は「光の当たり方」についてお届けしました。
まとめると、テーブルフォトを撮影するときは「逆光」と「側光」で撮ってみましょう!
第2回はインスタ映えする写真の「構図」について解説します。
それではまた来週!
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