アイキャッチ画像:Coachella Day 1 [2ndWeek]- Selfies By
こんにちは、最近「ベッド・イン」という地下アイドルから目が離せない宇野です。9月に入ったところで、今年の夏フェスのソーシャルメディア活用について振り返りたいと思います。 その前に、過去の夏フェスのソーシャルメディア活用事例をさらっとおさらいです! 昨年は、ロッキン(ROCK IN JAPAN FESTIVAL)・サマソニ(SUMMER SONIC)・ラブシャ(SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER)・フジロック(FUJI ROCK FESTIVAL )が、バックステージにTwitterミラー&Vineミラーを設けていて話題になりました。
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2週目! がバックステージの様子を でお届けします!
— Twitter Music Japan ()
今年は、ロッキン・サマソニ・ラブシャで登場していました。 「Twitterミラー&Vineミラーってなんぞ?」という方にご説明すると、アーティスト自身が写真または動画を撮影し、手書きのペイントを加えてフェスの公式アカウントにアップロードできるというイケてるミラーです。 実際にTwitterミラーを使った、きゃりーぱみゅぱみゅさんの動画を見てみましょう。
山中湖で開催中! のバックステージから をお届け!きゃりーぱみゅぱみゅ
— SPACE SHOWER TV ()
ぱみゅりん可愛いよー!!ファンにとってたまらないサービスですね。 会場のスクリーンでもTwitterミラーが登場していたようです。次の出演者の出番まで待つ間に楽しめますね。
ステージに 写ってるの図
— VIPPER ()
今年はというと、Instagramに力を入れているフェスが多かったです。 というわけで、今年の夏フェスソーシャルメディア活用事例からイベント開催時に応用できるInstagramの活用パターンをご紹介したいと思います。夏フェスに限らず、あらゆるイベントに応用できますのでぜひご覧ください!
1.Instagram専門のカメラマンを手配
今年は、ライジングサンロックフェスティバルで夏フェス公式「Instagramアカウントスマホカメラマン」が登場しました。その正体は、プロカメラマンの橋本塁さん。もともとフェスのメインステージで写真を撮っている著名なカメラマンです。 最近のイベントでは、一般人がインスタグラマーとなって仕事をするケースはよく見かけますが、プロカメラマンがインスタ専門カメラマンとして参加したのは初めてのことではないでしょうか? Instagramの盛り上がりを感じますね。
サマソニではインスタグラマー2名が「公式Instagramカメラマン」として活躍していました。 活躍の模様がInstagramjapan公式アカウントで紹介されています。プロに引けを取らないかっこいい写真が並んでいます。
2.フォトブースは必ず設置
もはやイベントやパーティーの定番となった「フォトブース」。夏フェス会場でも必ず行列ができている盛況っぷりです。 主催者側だけではなく、協賛のレコード店や放送局がフォトブースを設置するケースも増えています。
3.イベント開催前に店舗でも告知
フジロックでは、開催前にタワーレコード新宿店で豪華景品があたるハッシュタグキャンペーンを行っていました。同時にLINE@の登録も促進しています。豪華景品はなんと苗場プリンスホテルの宿泊券!フジロッカーにとってこれ以上ない景品です。
4.イベント開催時までカウントダウン&ファッションスナップを紹介
ただのカウントダウンではなく、イベント会場の雰囲気が分かるのがメリットです。野外イベントはどの程度の装備で何を着るか非常に悩むのでこれは嬉しいです。
イベントは、開催当日はもちろんのこと、その日までの準備も楽しいもの。「ゴアテックスのジャケット用意しなきゃ!」とか「一緒に行く人と何をお揃いにしよう?Tシャツ?」とか、あれこれ計画を練るのが楽しいんですよね。Instagramがその準備の楽しさを後押しする役割を果たしています。 ちなみにフェス別ファッションでどんな特徴があるのかというと、こんなツイートがバズっていました。的を得ています。
【フェスファッション基準】
フジロック:機能性
サマソニ:露出度
ロキノン:ペアルック(何を着るかより誰と行くか)
ULTRA:光り物の有無
長渕富士山:襟足の長さ— 本人 ()
5.イベントの世界観をInstagramで伝える
Instagramの特徴である写真で直観的に伝えられることを最大限に活かして、イベントの世界観を伝えましょう。NEW ACOUSTIC CAMPは親子の写真と「あと27日、わらう、うたう、たべる、ねっころがる。 」という平仮名のゆるいコメントから親子も楽しめる雰囲気のフェスであることが伝わってきます。
6.ソーシャルハブで写真を収集
サマソニは「サマソニSNSを120%楽しむための特設ページ」と称してソーシャルハブを開設していました。ソーシャルメディア運用に対する気合いを感じます。 ソーシャルハブとは、何かというと…
一言でいうと「ソーシャルメディア上に散らばったコンテンツをハッシュタグ(キーワード)によって一箇所に集めて表示するシステム」 Instagramの流行でにわかに脚光を浴びている「Social Hub(ソーシャルハブ)」5選
詳しくは引用元のえとみほ編集長の個人ブログに書いてありますので、そちらをご覧ください。 サマソニのソーシャルハブのボードは「#サマソニ」「#サマソニファン」「サマソニ公式」「アーティスト」「バックステージ」の5つで分かれています。 ハッシュタグで収集した写真または動画は、下記の画像のように一覧で見ることができます。ソーシャルハブとイベントは相性ぴったりですね。
サマソニSNSを120%楽しむための特設ページ!】 をつけて投稿された画像をこちらで見ることができます。アーティストがアップした写真もありますよ! →
— SUMMER SONIC ()
7.フォトコンを開催
OneMusicFesでは、Instagramのフォトコンを実施していました。投票機能があるソーシャルハブを用いるのもお勧めです。