こんにちは。小川ナオキです。
今回は前回お伝えしたSNSマーケティングを欧州サッカーから読み解いてみた(前編)の後編として、欧州サッカーの試合中におけるSNSマーケティングを事例を元にご紹介します。
世界ではさまざまなSNSの楽しみ方があります。特にスポーツにおいては、観戦しているユーザーからの「実況」が、新しい観戦方法として主流となってきています。
テレビやスタジアムで観戦するだけでなく、2ちゃんねるやTwitterなどリアルタイム性の高いメディアを利用し、ユーザー同士が試合を実況しながら観戦することが多くなってきています。
電車の中や授業中など、何らかの状況で試合が見られなくともスマートフォンさえあれば試合の状況がリアルタイムでわかること、またユーザー同士で盛り上がることで、実際にスタジアムで観戦しているかのような一体感を味わうことができることが特性として挙げられます。
スポーツにおいては試合中におけるSNSの使用が主流となっており、リアルタイム視点でのSNSマーケティングが必須となっています。
今回は「リアルタイム」×「SNSマーケティング」事情を欧州有名サッカーチームの事例から読み解いていきます。
独ブンデスリーガ:「ボルシア・ドルトムント」「FSVマインツ05」
ブンデスリーガはチームの大小問わずSNSを主体にしたマーケティングを各チームが積極的に取り入れています。
特に日本人選手が所属するチームは、日本語専用の各種SNSを立ち上げるなど、注力している様子が伺えます。
その中でも今回ご紹介する「ボルシア・ドルトムント」と「FSVマインツ05」は試合中においても両チームの総称を意味したオリジナルのハッシュタグ(#M05BVB)を活用し、試合に関する最新情報を素早く全世界に発信しています。