なぜ日本のSNSトレンドは韓国からやってくるのか?2017年下期の韓国発トレンド予測

2017 6.29

こんにちは。kakeruの韓国担当・飯塚みちかです。

SNOWや指ハートやお菓子リュック、チーズタッカルビなど、ここ数年で韓国発のモノがやたらとネットで流行っていると感じることはありませんか?先日公開した「インスタで流行っているお店」でも、韓国からやってきたトレンドをいくつか紹介していました。

今回は、なぜ韓国発のモノ・コトがSNSで話題になりやすいかを解説し、これから日本で流行しそうな韓国トレンドを紹介したいと思います!

韓国発のモノ・コトがSNSで話題になりやすい3つの理由

理由1. ビジュアル重視の商品が多い

韓国人は日本人と比べ、「見た目の良さ」を重んじる傾向があります。

ビジュアルが華やかなもの、派手なものを良しとする国民性があるため、特に流行り廃りのある若者向けの商品は、ビジュアル重視で企画されていることが非常に多いです。

SNSではビジュアルインパクトのある製品やコンテンツに人気が集まりやすいため、そのように企画設計されている韓国の商品は注目されやすいのだと思われます。

理由2. 新しいお店がどんどん登場するため、ヒットする数も多い

韓国では半年前にあったお店がいつの間にか別の店舗になっていた、ということがよくあります。「数撃ちゃあたる」を体現していると言ってもいいほど、店舗の入れ替わりが非常に激しいんです。

また、続々と登場するお店のオーナーには若い人も多い印象で、流行に敏感な彼らだからこそ他のお店とは差別化が図れ、話題になるお店や商品を作れているのではないかと思います。

その理由のひとつに、若年失業率が11%を超えていることが挙げられます。企業へ就職できずに違う道を選択する若者が多いため、日本と比べてカフェやショップの開業など、自営業で生計を立てている若者も多いのではないでしょうか。

理由3.ニッチなニーズを満たすための生産ラインが整っている

韓国は、個人や小規模のブランドであっても商品を作るハードルが低く、消費者のニーズに沿った商品が生まれやすい環境が整っています。

理由としては、日本に比べて個人発注できる工場が多く存在しており、かつ生産の最低ロット数も少ないケースが多いため、安価にいろいろなものを作ることが可能です。

ニッチなニーズがSNS上のマイクロコミュニティに刺さると、そのコミュニティ内で小規模なブームが発生します。それが周りのコミュニティにも伝播していった結果、話題になるという仕組みです。

2017年下半期のトレンド予測

上記のような理由を踏まえて、2017年下半期に日本でも流行るかもしれない!?韓国トレンドを紹介したいと思います。

食べ物編その1:ソフトクリームケーキ

おそらく今「ソフトクリームケーキ」という単語を見て、多くのみなさんがアイスクリームでできたケーキを思い浮かべているのではないかと思います。

 

↑アイスクリームケーキといえば、サーティーワンなどで販売されているこういうケーキですよね。

 

しかし、韓国・弘大の人気カフェ「ハミングベラ」で売られているソフトクリームケーキは…

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なんと、ケーキ背面のデコレーションがソフトクリームになっているんです!

「ケーキ×ソフトクリーム」というかわいいの二乗コラボでビジュアルインパクトを出しているこのケーキ、この夏は韓国旅行好き女子のInstagramに頻出しそうです。

合井駅・上水駅のすぐ近くにあるこちらのカフェ、韓国旅行の際にはぜひ行ってみてくださいね。

食べ物編その2:カルボナーラチキン

”第二のチーズダッカルビ”としてこれから日本でも流行しそうなのが、カルボナーラチキンです。

 

 

フライドチキンの上にカルボナーラソースがかかった食べ物です。アツアツトロトロなビジュアルがインスタ映え最高!

また、見た目に反して意外とあっさりしたクリームソースで、韓国料理特有の辛さが全くないので、日本人の口にも合うのではないかと思います。個人的にも長年日本上陸を心待ちにしている韓国フードの一つです。

モノ編:ピンバッジ制作

昨年下半期ごろから、韓国のモノづくり界隈では空前のピンバッジ制作ブームが巻き起こっています。高クオリティでかわいいデザインを、比較的安価に作れるのが魅力のようです。


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