雨の日にしか撮れない被写体の見つけ方│ほめられるスマホ撮影術vol.3

2017 6.28

こんにちは、うのです。

毎週水曜日は「ほめられるスマホ撮影術」と題して、スマホ撮影テクニック講座をお届けします。

本記事の前半は基礎編、後半は応用編という構成になっていますので、ご自身のレベルに応じてチャレンジしてみてくださいね!

さて、第3弾は「雨の日が楽しくなる写真を撮る方法」です。

kakeru_img_homerare_2017-06-28_01

じめじめした雨の日でも、気分があがるような写真を撮ってみませんか?

雨が降ると、濡れたアスファルトや葉っぱはいつもより色濃く写ります。晴れの日とはまた違う、味わい深い写真を撮ることができますよ。

本記事では、雨の日の被写体の見つけ方と、スマホ撮影テクニックをご紹介します。

 

それではさっそく、基礎編からスタートです。

基礎編1:#窓越し に撮ってみる

▼完成写真

Processed with VSCO with kp1 preset

スマホ撮影のコツ:ピントをしずくに合わせる

窓のしずくにピントを合わせて撮ると、窓の外の風景が綺麗にボケます。

自宅やカフェの窓辺、車の中から撮れる1枚です。

結露した窓越しに撮るとさらにドラマティックに写ることでしょう。

近くに窓がなくとも、ビニール傘越しでも撮影できます。傘の骨組みも少し写りこませると、メリハリが出て良いかもしれません。

完成写真のようにiPhoneでも綺麗な玉ボケ(注釈1)が作れますので、ぜひ挑戦してみてください。

■使用アプリ「VSCO」  /
■加工テクニック
効果を適用したい写真を選択→エフェクトからKP1を選択→完成

(注釈1)光源が丸くボケていることを「玉ボケ(丸ボケ)」と呼びます。

基礎編2:#雨上がりの散歩 スナップを撮ってみる

▼完成写真

Processed with VSCO with ke1 preset

スマホ撮影のコツ:普段は無機質なモノをさがす

冒頭でも述べた通り、雨が降るとアスファルトのような無機質なモノはとくにいつもより色濃く見えます。

そのため、重厚感があるかっこいい写真を撮れることが雨の魅力です。

アスファルトの道路、コンクリートの壁、電線、ガードレールなど、雨の日に映えそうな被写体を見つけて撮ってみてくださいね。

重厚感があるかっこいい写真を撮りたいときは、最初からモノクロのフィルターをかけた状態で被写体を探してみると、新しい視点に気づくことができるかもしれません。

■使用アプリ「VSCO」  /
■加工テクニック
効果を適用したい写真を選択→エフェクトからKE1を選択→完成

基礎編3:#水たまりの世界 を撮ってみる

▼完成写真

uno-instatechnique3 (1)

スマホ撮影のコツ:逆さまにする

大きな水たまりを見つけたらシャッターチャンスです。

水たまりに反射する風景を撮影し、上下を逆さまにすると「#水たまりの世界」が広がっています。

Instagramでは「#水たまりの世界」「#サカサマ部」というコミュニティがあるので、ぜひハッシュタグをつけて投稿してみてくださいね。

 

基礎編まとめ:雨はドラマティックな写真が撮れるチャンス

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ここで一度おさらいです。

雨の日の被写体例

窓やビニール傘越しの風景、水面の波紋、葉っぱのしずく、濡れた路面の映り込み、霧がかかった景色、水たまり、虹、紫陽花、傘など

雨の日のスマホ撮影テクニック

1.しずくにピントを合わせてボカす

2.最初からモノクロのフィルターをかけた状態で被写体を探してみる

3.上下逆さまにして独特な世界観を演出する

雨だからこそ、ストーリーを感じさせるドラマティックな写真撮影を心がけてみましょう。

それでは、ここからは応用編です!

応用編1:マクロレンズで #雨粒 を撮ってみよう

▼完成写真

Processed with VSCO with kp1 preset

スマホ撮影のコツ:マクロレンズを使う

突然ですが、100円ショップでスマホ用のマクロレンズが販売されていることをご存じでしょうか?

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実は、マクロレンズのほかにも、広角レンズや魚眼レンズまで100円ショップで販売されています。

使い方はとっても簡単。レンズのクリップを装着するだけ。

少しボケてしまいましたが、完成写真のようにかなり寄りめで#雨粒 を撮影することができますよ。

Instagramでは「#雨粒クラブ」「#しずく部」のハッシュタグで雨粒フォトを投稿するコミュニティがあります。

みなさんの写真を見ながら自分なりの雨粒フォトを撮ってみてくださいね。

応用編2:#紫陽花 を優しい雰囲気で撮ってみよう

▼完成写真

Processed with VSCO with a8 preset

スマホ撮影のコツ:ハンドクリームを使う

フィルムで撮ったかのような淡いふんわりした写真を撮りたいときは、ハンドクリームが使えます。

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ただし、レンズに直塗りは避けましょう。

セロハンテープを貼って、うすーくハンドクリームを伸ばすと、淡い写真が撮れます。

淡く優しい雰囲気の写真に仕上げたい方におすすめのテクニックです。

おすすめハッシュタグ10選

#rainyday #rainydayfun #umbrellaplanet #雨粒クラブ #しずく部 #ザ雨部 #雨の日の散歩 #雨の匂い #あめふり #紫陽花の季節 

ハッシュタグをつけて投稿されているほかの人の素敵な作品を見ながら、私はこう撮りたいなと妄想を膨らませるのも楽しみのひとつですね。

ほめられるスマホ撮影術の第3弾は「雨の日が楽しくなる写真テクニック」についてお届けしました。

楽しい雨フォトライフをお過ごしください!

それではまた来週。

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