Twitterしながら失礼します。こんにちは。kakeruライターの大野です。
みなさんはTwitter好きですか?僕は大好きです。140字で構成されたシンプルな世界に人々の生き様を感じるからです。休日も基本的に家から出ない僕ですが、決してインドアではありません。Twitterという大海でバタフライしています。
さて、そんなTwitterの海をまたにかける僕が最近気になっていること。それは「みんなリツイートされすぎじゃない?」ということ。
100RTですらすごいのに、1,000とか10,000とか、いったい誰がリツイートしてるんだってくらいの拡散祭りです。あっちもこっちもリツイートだらけ。頻度が高すぎて忘れがちですが、1,000RTって簡単なことじゃないはずです。こんなすごいことはプロしかできないんじゃないでしょうか。もしかしたら全員拡散の方法を四六時中考えているプロの可能性もあります。
大量リツイートされた人の中にも素人はいるのか?気になる!
よし。
アンケートをとるために。
渋谷に行って。
素人100人に聞いてみました。
渋谷で100人に聞いたら、2人も1,000RTされている人がいた
まとめると、こんな感じ。
~100RTの方:89%
101~500RTの方:3%
501~1,000RTの方:6%
1,001RT~:2%
ほかアイドル1人
と、いうことで。
素人でも1,000RT超えるようなパワーツイッタラーはいるということが判明しました。いや、まぁやる前からわかってたけどね。実際聞いてみると意外と多くてそれは驚き。だって50分の1って。300人の学校だったら6人いる計算ですよ。
※ちなみに、「ほかアイドル1人」っていうのは本当にアイドル活動してる方がいて、ツイートしたら600RTいっちゃったそうです。ある意味プロだということで除外しています。
(↑アイドルの方)
こうなってくると次に気になるのは、どんな内容をつぶやいてリツイートされたのかということです。詳しく聞いてみました。
いわゆる炎上で2,000RT獲得したお兄さん
1人目はスタイリッシュなお兄さんです。
大野:1,000RTされたことありますか?
お兄さん:あー…、ありますよ1回だけ。2,000RTくらいされました。
大野:すごい!あっさり!どんな内容だったんですか?
お兄さん:んー、なんかニュース系のツイートをしたんですけど。それがデマだって絡んでくるやつがいて、でもそのデマってのが間違いで…。ってやりとりしてたらいつの間にか拡散してましたね。
大野:なるほど…炎上ですね。そのツイート見せてもらってもいいですか?
お兄さん:アカウント消しちゃったんで、もう無いんですよね。
複雑な上に曖昧な経緯をお持ちのようですが、そんなに拡散されたアカウント消しちゃうんですね。僕だったら永久保存するのに。驚きました。
流行とネタを絡めた8,000RTの猛者
男女で今にも出かけそうな団体にも聞いてみました。
大野:空気を読まずに失礼しまーす。みなさん、1,000RT超えたことってありますか??
団体:いや~ないですね~。
大野:あ、やっぱりないですかね…。
男の子A:あ、お前あるじゃん。
大野:おおお!
男の子B:いや、そんな大したことじゃないんですけど…。
大野:いや、大したことありますよ!何リツイートだったんですか?
男の子B:えーと…8,000RTくらい。
大野:!!!!!すごっ。そのツイート見せてください!
男の子B:もう前のことなんで、それは…。
女の子:あ、キャプチャありますよ。
大野:おおおおお!!!!
男の子B:恥ずかし!いいよ見せなくて。
女の子:いいじゃんいいじゃん。ほらこれです。
大野:あ、ホントにほぼ8,000RTされてる!
男の子B:たまたまです。コミケのタイミングで流行のネタを被せただけで…。
大野:ちなみに、素人ですか。まさかマーケターだったりとか。
男の子B:あ、全然普通の人ですよ笑。
この人も素人なのに1,000RTされている…!しかも大変謙虚な方でした。リツイート経験が豊富な人は傲慢という偏見を是正する良い機会になりました。
1,000は超えなくとも、人々はたくさんリツイートされている
1,000に届かずとも、大量リツイートを生み出してる素人の方はたくさんいたので、どんなツイートがリツイートを獲得しているのかまとめてみました。
・#●●好きな人と繋がりたい #RTした人フォローする
同じ系統のクラスタと繋がるためのハッシュタグです。これを付けて50RT超えた方が結構いました。
・アイドルやバンドのライブレポート
ライブに行けなかった方に重宝される情報です。やはり1次情報は価値が高いですね。
・ネタ系ツイート
自虐系や大喜利系のツイート。完全オリジナルというよりは、流行のテンプレートを別のネタに改編して「あるあるwww」と思われる内容がリツイートされるようです。当たり前ですが、ネタの面白さやタイミングによってリツイート数はかなりばらつきがある様子。かなりセンスが問われるジャンルなので、狙ってリツイートを稼ぐのは難しいかもしれません。個人的には、3代目JSBのポッキーCMを真似て友達をビンタする動画をツイートした居酒屋のお兄さんが最高に面白かったです。
・事件、ニュース系ツイート
この中でも、速報性があるタイプと独自の視点を加えたタイプで分かれます。速報性のタイプは誰よりも早く情報を出すことが重要です。一方、独自の視点を加えたタイプは早さを求められないものの、他の人にない切り口から問題を切り分けることが必要になります。
最後に:SNSでウける素人は現実でもいい人?
万が一、大量リツイートの獲得者が全員プロだったら本当に世の中って怖いな…と思っていたので一安心です。インタビューしてみて分かったのですが、大量RTをされていてもみんなあんまり覚えていなかったり、ツイートを消してしまっていたりするようです。僕だったらキャプチャを間違いなく撮っているし、所構わず自慢して永久に記憶してるだろうな、と思ったので正直意外でした。
また、リツイートされている方はインタビューしていても明るくて謙虚な方が多い印象でした。SNSでウケる方は現実でもウケやすいのかもしれませんね。
なにより普段触れ合わない若い世代とのふれあいは楽しかったです。
さて、それでは100人にインタビューをして得たノウハウを使って渾身のツイートをしてみます。素人とはいえ、実績のある人たちから学んだので間違いないはず!通知が鳴りやまなくてスマホが壊れたらどうしよう。ドキドキ。
ツイート!
ノーベル賞って毎年話題になるよね。ノーベル賞の話題になると秋だなって切なくなるくらい、もはや風物詩だな。これが本当のノーベル症、ってか!
以上、現地のストックホルムからお伝えしました〜— おおの【レペゼン宇宙】 ()
おわり。