こんにちは、田村です。2011年3月の震災以降、被害を受けた各地では懸命に復興活動が行われています。「ひとを動かす」スマホアプリ、PokemonGOやIngressをうまく利用して復興活動の告知や被災地の活性化に利用されているケースもありますね。

で、こんどの土曜日11月5日には、宮城県「千年希望の丘」でPokemonGoとIngressを使ったイベントが開催されます。

千年希望の丘とは

JR仙台駅から電車に揺られて20分ほど。仙台空港駅から歩いてすぐ。「千年希望の丘」というところがあります。

ここは元々黒松の防潮林があったところですが、東日本大震災の津波によってその多くが流されてしまいました。

海沿いですので、当時は空港をはじめとして多くの集落や施設に被害が及んだことは報道等でご存知かと思います。

その中で震災当日、岩沼海浜緑地内にある10mの丘に3名の方が避難し、被害を免れたという出来事がありました。まさに「いのちを守る丘」となったのです。

その後の復興活動のなかで、現地では防潮林復活のため定期的に植林活動を行ったり、廃材を活用して人工的にいのちを守る丘「千年希望の丘」を制作されたりしています。

千年希望の丘は、現地沿岸部に15基設置される予定です。

とはいえ、現地にはその土地住んでる方か、もしくはこのような活動に携わっている方でなければ、そんなにしょっちゅう足を運ぶ場所ではありません。津波から町といのちを守る活動を、実際に見てもらう機会があまりないのです。

千年希望の丘でポケモンGO

が！現地にはポケモンGOのジムがあります。Ingressのポータルもたーんとあります。

ポケモンGOをプレイするために、千年希望の丘に来る方もちらほら見かけるようになったそうです。

そこで、千年希望の丘の設置を主催している「森の防潮堤協会」さんは考えました。ポケモンGOとIngressを通じて、多くの人にこの活動のことを知って頂けるのではないかと。

世界津波の日 千年希望の丘IngressポケモンGOイベント!

で、やりますこちら。

参加募集！　11/5 世界津波の日　岩沼市「千年希望の丘」国際交流防災セミナー　 「Ingress×Pokémon GO」イベントも同時開催

内容がこれちょっと斬新。

ポケモンＧＯのベースになったのがイングレス。XMとはイングレスのエージェントなら誰もが知るエキゾチックマターのこと。XMが多く発生する場所にはレアポケモンが出現しやすいとの「噂」があるため、一般社団法人イトナブ石巻様実施の大規模実験により検証します。

なになに、Ingressのエキゾチックマターとレアポケモンの発生率が関連している?? どんな結果が出るのか楽しみですねこれは。結果次第ではIngressエージェントも増えるかも。

ポケモンGOで防災ウォーク
東日本大震災の教訓、津波避難訓練の重要性、森の防潮堤の大切さを学ぼう!

ポケモンを捕獲しながら東日本大震災の被害が大きかった現地を歩き、万一の場合の避難経路や丘の位置、地震発生時たまたま沿岸部にいたときには何をするべきか、などなどポケモンを獲りながら知りましょう。

ポケモン捕獲ナンバーワンを目指せ!

時間を決めてポケモンを獲りまくります。優勝者には商品も出るそうです!

 

そして、宣伝隊長さんは…

ただいま岩沼の育苗センターだど～
宣伝を・・・ＺＺＺ

— 千年希望の丘セミナー宣伝隊長〇ビゴン ()

まあ、当日になったら本気を出してくれることでしょう…

イベント概要

日時：　2016年11月5日（土）9:00～15:00（8:30受付開始）

会場：　岩沼市「千年希望の丘」相野釜公園
（岩沼市下野郷字浜地内、仙台空港より徒歩で約10分）

募集人数：　先着100名様限定　（参加無料、雨天決行、荒天中止）

持ち物： ウォーキングに適した服装、モバイルバッテリー、お昼のお弁当、飲み物、タオル、雨具、リュックサックなど

※お店とかはあんまり無いようなので、飲み物食べ物は持ってきたほうがいいかもです。

参加はこちら ＞＞＞＞岩沼市「千年希望の丘」国際交流防災セミナー 案内PDFダウンロード

参加定員は100名までと少なめなので、お早目に参加表明を。

そうそう、当日現地交流センターで行われる国際交流防災セミナーで、「イングレスの地方創生力とポケモンGOの防災活用術」というテーマで私めも登壇させていただきます。防災とポケモンGO、防災とイングレスというテーマで、みなさんといろいろお話しできたら嬉しいな、と。

それでは5日(土)は仙台・岩沼でお会いしましょう。

田村でした。