こんにちは、Dスケです。フルマラソン完走に向けて絶賛ダイエット中です。
みなさんはダイエットの際、食事はどうされてますか?
雑誌を買ったり、某有名レシピサイトなどを使う人がほとんどじゃないでしょうか。
そんな中、Instagram上で、ダイエットメニューがたくさん投稿されているのを知っていますか?
すごくないですか、これ。キラキラ女子たちによる、インスタジェニック(インスタ映えする)なダイエットメニュー。
まぶしすぎて目が焼け焦げそう……
でもちょっとだけ、ほんのちょっとだけ羨ましいなぁって。
僕だってインスタジェニックなダイエットメニューを作ってみたい!
僕のダイエットメニューはインスタ映えするか?
ということで、まずは僕の最近のダイエットメニューがインスタジェニックに通用するか確かめてみました。
ダイエットを始めて1ヶ月、食事を作るときはなるべく次の3点は意識しています。
- 炭水化物はNG
- とくに理由はないけど絶対必要な“野菜”
- (多分)筋肉をつけるための“タンパク質”
ほら、やっぱり野菜とかって大事ですし。フルマラソン走るためには筋肉とか必要じゃないですか。
野菜とタンパク質をふんだんに盛り込んだダイエットメニュー
一食だいたい350円くらい。コストを安くするのにもこだわりました。
十分な量の野菜とタンパク質。タンパク質の方は、購入先によっては「ハーブ味」「レモン味」があります。
あとはお皿に盛り付けるだけです。やっぱりメインを目立たせたい。料理は見た目が9割と誰かが言ってました。
なんだこれ。
なんですか、これは。食材は別に問題ないのに、なんか野菜がピンボケてるし、飛び散っちゃってる。そもそも皿使えよと。友達に写真送ったら「皿持ってないの?」って返信くるし。
てか、そもそも仕事しながら料理に手が回るわけないじゃないですか。しかもランニングの練習もしてるんですよ。どうやったらインスタジェニックできるんだよ!
インスタジェニックなダイエットレシピを専門家に聞きに来た
はい、ということで、もう家畜のエサみたいなご飯は嫌だし、自分もインスタジェニックな写真を撮ってマウンティングしたいので、フードコーディネーターのよしもとこゆきさん(こゆきさん)にアドバイスを求めに来ました。
よしもとこゆき
広告代理店のデザイナーとして勤務後、江上料理学院に入学し、フードコーディネーター、食育インストラクターの資格を取得。レシピ開発だけでなくスタイリングから写真撮影、またそれにまつわるデザイン業務を自身で一貫して行うことにより、納期とコストを抑え、世の中の「美味しい」コンテンツをもっと増やしていこうと志しています。
こゆきさんのブログ
こゆきさんの
こゆきさんに習って、インスタジェニックなダイエットレシピで、キラキラ感を出しちゃいますよ! 見てろよ「いいね待ち」女子ども!
仕事が忙しくても続けられるダイエットレシピを教えてもらった
Dスケ:こゆきさん、今日はよろしくお願いします! さっそくですが、横浜マラソンに向けて食事制限もしてるんですが、全然痩せないんです。どうすればいいでしょうか?
こゆきさん:そうですね、普段はどんな食事をされてますか?
Dスケ:最近はサラダチキンとヨーグルトで生活したり、断食したり…糖質も制限しています!
こゆきさん:全然ダメですね。フルマラソンを完走するためには体づくりも重要になので、糖質やタンパク質、野菜をバランス良く摂る必要があります。でないと、ヒザがグチャグチャになりますよ。
Dスケ:ひ、ヒザ……? でも仕事が忙しいとなかなか料理をする時間もないじゃないですか!
こゆきさん:大丈夫です。今回は仕事が忙しくても続けられるようなダイエットメニューを教えます。
Dスケ:……女神かよ! よろしくお願いします!
ポイントは“保存できて使い回せる食材を選ぶ”こと
Dスケ:おぅふ! 肉だぁああああ!!!
こゆきさん:仕事が忙しくても続けられるというテーマなので、保存し易い塩ゆで豚、塩ゆで鶏をメインの食材に使います。
こゆきさん:あと、野菜は切ってチンして、保存性を高めるためにお酢と砂糖などでマリネにして常備しておくと、使いまわせて便利です。
Dスケ:すごい、なんかもうオシャレに見えますよ!
こゆきさん:基本的には、お肉はゆでて、野菜はレンチンして切って、あとは盛り付けるだけなので、簡単につくれます。
Dスケ:ただのトマトがすんごいオシャレに見える。
こゆきさん:というわけで一品目の「彩り野菜のマリネ」の完成です。高く盛り付けることで立体感がでます。
Dスケ:うわぁああああああ!!!!!
こゆきさん:2品目は塩ゆで鶏をつかった簡単バンバンジーです。ちなみにドレッシングはごまだれを使ってますが、ポン酢とも相性が良いですよ。
Dスケ:うぁ……すんごい。
こゆきさん:最後はこちらの韓国風野菜巻き(ポッサム)です。ボリューム満点ですし、家に友人を呼ぶときにも振る舞うと喜ばれますよ。
Dスケ:モテた~。「お酒のつまみに」とかサラッと出してキュンッのやつですね。ありがとうございます、見えました。
こゆきさん:ということでこれから、余った食材を使いまわしてあと2品作ります。
Dスケ:女子力が止まんねえ!
こゆきさん:全部で5品、これで完成です。
Dスケ:インスタジェニックが多い!!!
こゆきさん:今回つかった食材を使いませば1週間分は食べれるんじゃないですかね。会社にお弁当として持っていくのも良いと思いますよ。
Dスケ:これが女子力か……
こゆきさん:じゃあInstagramにアップするための写真を撮ってみましょう。まずはDスケさん自分で撮ってみてください。
Dスケ:お任せください。
インスタジェニックに料理を撮影する5つのコツって?
こゆきさん:ではDスケさん、まずはこの野菜のマリネの撮影をお願いします。
Dスケ:お任せください(スマホで撮影しようとする)
こゆきさん:ダメです。部屋の電気を消してください。
Dスケ:え、暗いじゃないですか!
1.光源を一つに絞る
こゆきさん:今回使ったキッチンスペースもですけど、自宅の窓から陽の光が入ってきてますよね?
Dスケ:たしかに。
こゆきさん:自然に入ってくる光で撮影すると、色が見たままに撮影できるんですよ。それに、電気をつけると光が指す方向もバラバラになるので影が散って立体感もなくなるんです。だから、今日みたいな昼間に撮影するときは部屋の電気は消してください。
Dスケ:電気を消すだけでそんなに違うんですね……
2.自家製のレフ板とランチョンマットを用意する
Dスケ:では部屋も消しましたし、撮影し直しますね!
こゆきさん:ダメです。これを使ってください。
Dスケ:こゆきさ~ん、なんすかコレ(笑) 図工の授業じゃないんですから(笑)
こゆきさん:ダンボールと安い布です。
Dスケ:いやいや~(笑) 何に使うんですか~(笑)
こゆきさん:不要な影を飛ばすためのレフ板と、写真の見栄えを良くするためのランチョンマットとして使います。
Dスケ:え……? そんなことするんですか……?
こゆきさん:Instagramの加工機能ももちろん使いますが、加工前の写真そのものを綺麗に撮るための工夫がとても大切なんですよ。
Dスケ:ごめんなさい……
3.やってはいけない撮影方法に気をつける
こゆきさん:では撮影する準備も整ったので、今度こそお願いします。
Dスケ:お任せください。
こゆきさん:クソマズそう! キムチの色がヤダ。
Dスケ:汚い中華屋の口コミ写真みたいになった。
こゆきさん:加工する前の写真撮影でやっちゃダメなこと全部してますね。
Dスケ:全部?
こゆきさん:私が実際にやってみますね。
Dスケ:一緒の料理撮ってますかこれ。
こゆきさん:同じですよ。そもそも光がすでに十分あるので、フラッシュをたく必要はありません。
Dスケ:たしかに…なんか僕の写真どす黒くなっちゃってますもんね…
こゆきさん:あと、料理を接写するときは、カメラを近づけずに遠目からズーム機能で撮影してください。
Dスケ:え、なんでですか? よくどアップで撮影された料理をこれ見よがしにソーシャル上で展開してる人とか見かけるんですけど。
こゆきさん:よく見ますね。でも、カメラを近づけて撮影すると歪んだり、膨らんだりしたように見えるんですよ。だから、カメラ好きの人からするとすぐ分かります。
Dスケ:なるほど…よくカメラ近づけて撮影してたので恥ずかしくなりました。かなり勉強になったので、次は任せて下さい!
こゆきさん:大丈夫です。
Dスケ:え?
こゆきさん:あとは私が実演しながら説明するので聞いててください。
Dスケ:……
4.アイテムを使って余白を活かす
こゆきさん:では、まずはアイテムを使って余白を活かす小技を教えます。
Dスケ:こゆきさ~ん、何してんすか?(笑) お箸置いただけじゃないですか~、これでほんとにインスタジェニックな写真になるんですか?(笑)
Dスケ:すんごいインスタジェニック。お箸の影がとくにインスタジェニック。
こゆきさん:丼ものは真上から撮影するのもコツです。
Dスケ:なんか男子食堂とかで「10分で出来る男の丼」ってタイトルで載ってそう。
Dスケ:ドリンクが見切れてるところのもインスタジェニック感がすごい、気がする。
5.インスタの加工は「明るさ・ストラクチャ・彩度」を調整する
こゆきさん:さて、下準備はこれくらいで、Instagramで加工していきましょう。
Dスケ:もうすでに結構インスタジェニックな気がするのに……
こゆきさん:そうですね、光の調整、構図の工夫などで加工前でも良い写真を撮影できるんですよ。
Dスケ:これ以上いったい何を…?
こゆきさん:加工で使うのは、「明るさ」「ストラクチャ」「彩度」の3つです。
こゆきさん:まずは「明るさ」の調整ですね。料理を明るくすることで、食材の色や見た目がハッキリとさせることができます。右の写真の方が美味しく見えませんか?
Dスケ:たしかに。てか比べるとこんなに違うんですね。右の写真の方が「いいね!」を押したくなる、
こゆきさん:次は「ストラクチャ」です。これを使うと、料理の細部や質感が強調されて深みがでます。
Dスケ:なんかオシャレになってきたぞ……
こゆきさん:最後は「彩度」です。彩度はひとことで言うと、色の鮮やかさの調整です。彩度を上げ過ぎると色が濃くなってしまうので、少しだけ上げて調整していきましょう。
Dスケ:オシャレに見せるって大変だな……
こゆきさん:ということで、すべての調整をかけるとこんな感じになります。
(加工前)
(加工後)※Instagramから引用
Dスケ:全然違う! なんか雑誌とかに載っててもおかしくない感じに仕上がってる!
こゆきさん:3つの機能全てに言えることですが、度数を上げ過ぎないことも重要です。明るすぎたり、色が濃くなりすぎてグチャっと潰れた写真になったりします。
Dスケ:めちゃめちゃ勉強になりました! ありがとうございます! あ、ところで……
こゆきさん:どうしました?
Dスケ:ごはん食べていいですか?
こゆきさん:どうぞ~。
ということで、最後は美味しく頂きました。そしてほぼ全部食べました。
まとめ
まとめていきます。
- ダイエットに関する情報をインスタのハッシュタグで収集できる
- インスタジェニックな写真を撮影するためには加工前の工夫が重要
- 加工は「明るさ・ストラクチャ・彩度」の3つを調整する
ということで、インスタジェニックの知識も増えたところで、実際に家に帰り自分で作ってみました。
以前までの僕のダイエットメニューはこんな感じ。
このダイエットメニューが……
どうですかこれ! 十六穀米を使ったビビンバ丼を作ってみました。最初の僕の普段のメニューから一気にインスタジェニックになりました!
キラキラ女子に負けないように、フルマラソン完走までインスタジェニックな写真をアップしていきます。
それではまた!