スマホのロック中画面というのは、何とも簡素なものである。
携帯電話はどんどん進化しているのに、PHSの時代から、ロック中画面(待機画面)の提供情報は以下の3つであると記憶する。 ※アプリ等の通知は除く
- 時計
- 通信環境(アンテナ)
- 充電量
スマホ時代の今においてもシンプルに、この情報が表示され続けている。この状態が当たり前だから、何にも思わないけど、〝ある時〟がくると「ここ(ロック中画面)使えるじゃん?」と思うわけである。
〝ある時〟というのは…
〝通信制限〟というルールで、一ヶ月で使用できるデータ通信量を使い切ってしまい、〝低速〟になってしまった時である。
使用できる残りわずかのデータ通信量になった時に、「残りわずかです。データ通信量を買いませんか」とメールがくる。そのメールを見て、自身のこの一ヶ月未満の間のスマホの使い方を振り返り、動画を見たり、SNSをつかったりと何とも無駄な時間を過ごしていたことを自覚する。
そんな自分がデータ通信量を購入しても、再び無駄な時間を過ごすんじゃないだろうか、そもそも反省を込めて低速でい続けるのが良いんじゃないだろうか、と思うわけである。
そんなことを考えていると、人間というはひどいもので人のせいにし出す。
「通知が遅い」である。
ギリギリで「データ通信量が残りわずか」と言われても対応できない。都度、アプリを使ってデータ通信量を見ていても、「そのアプリを開くデータ通信量が無駄」みたいに言い訳的に思って、データ通信量示す系のアプリはダウンロードした切り、開くことはだいたいない。
こんなことを生理的に一ヶ月に一度思う時間は負でしかなく、ここをロック中画面で対処してほしい。 こんな感じで。
シンプルに、現在のデータ通信量を表示する。これだけで十分である。
画像では、パーセンテージも示し、残りがどれくらいか感覚的につかめるようにしている。 データ通信量の課金が減収するかもしれないが、ユーザーに選ばれる端末になると思う。
結果的にどっちが得か、考えようであるが、ユーザーとして、スマホのロック中画面に現在のデータ通信量を表示してほしい。ユーザーとして、スマホを開くたびに「本当に今からスマホでしようとしていることは必要なことか」と考えるようになるだろう。
ご検討のほど、何卒宜しくお願い致します。