こんにちは、うのです。ミクチャで人気の高校生カップルインタビューに続き、またもやカップル×SNSネタをお届けします。
カップルアプリは、若年層のカップルのあいだで”知っていて当たり前”になりつつあります。
しかし、アプリの存在が浸透している一方で、実際の使い方は知られていないように思います。
何がきっかけでカップルアプリを始めるのか、そしてLINEとの使い分けはどうしているのかなど、疑問が尽きません。
この疑問を解消するべく、2組のカップルにインタビューを実施しました!
そもそも、カップルアプリって何ができるの?
まずはカップルアプリを知らない方向けに、どんなことができるアプリなのかをご紹介しますね。
カップルアプリとは いまどきの流行に敏感なカップルが使っているカップル専用SNSアプリのことで、利用は必ず1対1。2人以外の人が入ってくることがなく、安心してイチャ イチャできることから人気に火がついています。今までLINEやFacebookでグループや非公開設定を行い、彼と彼女の間だけで写真を共有したり、トークをしたりしていた方は「間違って友達に送信してしまうかも」「間違って家族に写真が公開されてないか?」と一抹の不安をおぼえるもの。しかし、カップル アプリを使えば、2人だけの空間なのでその悩みもなくなるというのです。
カップル専用アプリ Couples(カップルズ)公式サイトより引用
2人だけの空間でトークできるのが良いみたいですね。
「LINE」のほうが便利じゃない?と思わずにはいられませんが、どうやら最近のカップルアプリはソーシャルギフトや、キュレーション記事の共有機能までついているらしいのです。
仲直りのときに彼氏から彼女にソーシャルギフトをプレゼントするとか…?!
ちなみに国内で人気があるカップルアプリは「Couples」「Between」「Pairy」の3つが主となっています。
今回は「Couples」を運営する株式会社エウレカ様にご協力いただき、カップルアプリ利用ユーザー2組にインタビューが実現しました!
社会人カップル(ダイキさん&サヤカさん) 大学生カップル(ユカさん&マモルさん) ・付き合って約1年
・幼稚園からの幼馴染
・中学生のときにダイキさんが猛アタックして付き合い、別れ、最近また付き合い始めた。
・付き合って約9か月
・音大の同級生同士
・カップル共同アカウントやバンドのアカウントを運用するデジタルネイティブカップル。
カップルアプリの使い方から、デジタルネイティブカップルならではのスマホの使い方まで、リアルな利用談を語っていただきました!
「Couples」を使い始めたきっかけは?
サヤカさん(社会人):Twitterのタイムラインを眺めていたら「Couples」の広告が流れてきて、そこからダウンロードしました。
うの:ほかのカップルアプリ「Between」や「Pairy」とは比較しませんでしたか?
サヤカさん(社会人):ほかのカップルアプリは使ったことないですね。
ユカさん(大学生):私たちはもともと「Couples」を使っていましたが、「Between」も1度試してみました。
マモルさん(大学生):なんだかんだ、先に登録していた「Couples」に戻りましたね。
「LINE」になくて「Couples」にあるのは”2人だけの世界”
うの:「LINE」があるにも関わらず、わざわざカップルアプリを使う理由ってなんでしょう?
サヤカさん(社会人):「LINE」と違って、「Couples」は2人だけの世界がある(笑)。
ユカさん(大学生):それ分かるかも!「LINE」だと、友達や家族とのLINE通知がきて彼氏とのトークが埋もれちゃうので。
サヤカさん(社会人):トークもアルバムも、全部2人だけのものって感じが良いです。
うの:アプリを立ち上げたときに余計なノイズが入らないのが良いということですね。
サヤカさん(社会人):あと、記念日のアラートがあるのがいいですね。付き合っている期間が長いと、ついつい記念日を忘れてしまいがちなので。
うの:カップルアプリを使ったことない人に魅力を伝えるとすると、どんな点がありますか。
サヤカさん(社会人):初々しいカップルは、カップルアプリを使えば一気に距離を縮められると思いますよ。
マモルさん(大学生):僕たちは、付き合ってすぐ「Couples」を始めました。1週間以内だったかな。
ユカさん(大学生):すぐアルバム作ったよね。「Couples」は機能が盛りだくさんなので、付き合いたての時期に色々試してみると楽しいですよ。
Q&A機能・記事共有・有料スタンプが「Couples」の醍醐味
うの:「Couples」は「LINE」のようにトーク機能がありますが、それ以外でよく使う機能はありますか。
ダイキさん(社会人):ダントツでQ&A機能です。
ユカさん(大学生):Q&Aは、1日1回、問題が更新されるんです。それに対して、2人がそれぞれ好きな回答をします。Q&A機能は、お互いがどういう価値観を持っているのか分かるので面白いです。
サヤカさん(社会人):私たちも暇なときによくやりますね。
うの:Q&Aがコミュニケーションの1つなんですね。
ユカさん(大学生):あとはトレンド機能もよく見ます。
サヤカさん(社会人):トレンドはしょっちゅう見ています。面白い記事が多いですよね。例えば、「デートスポットでおすすめの場所は〇〇」みたいな記事とか。
マモルさん(大学生):上手に化粧する方法の記事とかあるよね(笑)。
サヤカさん(社会人):そうそう。ニュースは「あとで読む」ボタンもよく使います。
ダイキさん(社会人):え、そんなボタンあったのか…。
ユカさん(大学生):「お気に入り」ボタンもあって、そっちは彼氏と共有できるので便利です。
うの:自分だけが楽しみたいニュースは「あとで読む」で、彼氏と共有したいニュースは「お気に入り」登録をしておくということですね!スタンプも買ったりします?
ユカさん(大学生):たまに買っちゃいます。
サヤカさん(社会人):LINEとは違うスタンプがあるからついつい。
うの:カップルアプリはスタンプを使う相手が彼氏しかいませんよね。それでも有料スタンプを買いますか?
サヤカさん(社会人):使う相手が彼氏だけでも、有料スタンプは気に入れば買っちゃう。
うの:男性お二人も有料スタンプを購入したことはありますか。
ダイキさん(社会人):スタンプは基本的に買わないですね。
マモルさん(大学生):僕も無料のスタンプはダウンロードしますけど、有料は買わないですね。
うの:なるほど、お二組とも彼女さん側がヘビーユーザーなんですね。
サヤカさん(社会人):指定のアプリをインストールしたら、無料でスタンプが貰えることもあるので、よくそれで新しいスタンプをゲットしています。
喧嘩したら、「Q&A」機能やソーシャル「ギフト」機能で仲直り
うの:カップルアプリって喧嘩したときはどうなりますか?
サヤカさん(社会人):私たち、何度も「Couples」を退会しています(笑)。でも、アプリを消したとしても、もともとペア登録していれば、またデータ復活できます。酷い喧嘩のときは、ペア解除ですね。
うの:片方がペア解除したら、有無を言わさず、相手のデータも消えてしまいますか?
ダイキさん(社会人):消えますね。アプリを消す分には相手に通知行きませんが、ペア解除は相手に通知がいきます。
サヤカさん(社会人):ペア解除するときに「本当にいいですか?」みたいなアラートが2段階ぐらいあります(笑)。
うの:ユカさんとマモルさんカップルは、ペア解除の画面まで至ったことはないですか?
マモルさん(大学生):ありますよ。
ユカさん(大学生):消したよね。消すまでに至らない喧嘩のときは、Q&A機能が仲直りのきっかけになることもあります。冷戦状態で仲直りしたくてもちょっと自分から言い出しづらいときに、あえて、Q&Aを更新してきっかけを作ってみることもあります。
うの:Q&A更新した際の通知を上手く活用されていますね。
ダイキさん(社会人):僕の場合、Q&Aよりもギフト機能を使って、お詫びのしるしに物をプレゼントすることが多いです。ギフト機能はプレゼントしたい側がお金を出して、Couplesのトークを通じて相手に贈ることができるので、便利ですね。
うの:ギフト機能もあるとは!正直、支払が面倒になりませんか?
サヤカさん(社会人):支払方法はクレジットカード、ドコモケータイ払い、auかんたん決済から選べるので簡単ですよ。
うの:ちなみに、どんなプレゼントを贈ったことありますか?
ダイキさん(社会人):喧嘩してしまったときに、仲直りのデートのためにスタバのドリンク券をプレゼントしたことがありますね。
ユカさん(大学生):貰えると、やっぱり嬉しいです。トーク画面からURLを開くとギフトチケットが表示されて、その画面をお店で見せるだけなので簡単です。
サヤカさん(社会人):ほかにも、プラリネタリウムとかの割引とかありますよ。
“共同アカウント” 同じ20代でもジェネレーションギャップを感じる
うの:ユカさんとマモルさんはTwitterでカップル共同アカウントを持っていますよね。どういう基準でほかのユーザーをフォローしていますか?
ユカさん(大学生):自分たちと同じようにカップルさんで、共同アカウントをやっている人たちですね。好きなカップル垢さんにフォロバしてもらえると嬉しくなります。
マモルさん(大学生):僕はカップル共同アカとは別に、バンド仲間とも共同アカウントを持っています。
うの:まさか、対バン相手をTwitterで探したり…?
マモルさん(大学生):普通にTwitterで対バン相手は探しますね。全く知らない人にも声をかけます。
ユカさん(大学生):うん。バンドのTwitterアカウントのプロフィールに「ライブのお誘いはDMでください!」って書いてあることもあるくらいなので、面識ない人でも声かけるハードルは高くないですね。
ダイキさん(社会人):つ、ついていけない…。
サヤカさん(社会人):同じ20代でも、7歳差はジェネレーションギャップがありますね。共同アカウントのこと知りませんでした。
そういえばあの頃、ウィルコムってカップルの必需品だった!
サヤカさん(社会人):ジェネレーションギャップと言えば、ユカさんとマモルさん、ウィルコムって知ってる?
マモルさん(大学生):名前は分かりますが、ウィルコムは契約してなかったですね。
サヤカさん(社会人):私の年齢だと、高校から大学くらいまではウィルコムとガラケー2台持ちが当たり前だったよね。
うの:そうそう、その頃はLINE通話なんて無かったですもんね。
ユカさん(大学生):確か「LINE」は震災後に浸透しましたよね。地震が起きたときに電話が繋がりづらくても使えるようにって。
サヤカさん(社会人):メールでやりとりしてたあの頃は”センター問い合わせ”の時代ですね。「好きな人からメールきてるかな?」ってセンターに問い合わせてた。
ユカさん(大学生):ガラケー時代は「前略プロフィール」とか「魔法のiらんど」でホームページを作るのが流行ってましたね!
うの:懐かしいです!今では「LINE」やカップルアプリで連絡を取り合いますが、数年前は前略プロフのゲストブックで友だちと交流していましたよね。
ユカさん(大学生):そうそう、そこで好きな人の元カノを探ったり…(笑)。
サヤカさん(社会人):昔のネット上の交流と比べると、「LINE」やカップルアプリができてコミュニケーションが楽になったなと思います。
彼氏を”iPhone探す”アプリでどこにいるか確認!
うの:昔と今の比較という点で、ほかに何か変わったことはありますか。
サヤカさん(社会人):私のiPhoneに「iPhoneを探す」アプリを入れていて、実は私のiPhoneではなく、彼氏のiPhoneを登録しています(笑)。生存確認のために。
うの:せ、生存確認?!
サヤカさん(社会人):彼氏からなかなか返事が来ないときに「iPhoneを探す」アプリで、彼氏がどこにいるかを確認しています。
うの:なんと!(笑)。GPSで把握されてしまう時代になってしまいましたね。
サヤカさん(社会人):彼氏が寝てるときにこのアプリでアラートしていますね。起こしたいときに使ってます。
うの:ダイキさん、いいんですか…?
ダイキさん(社会人):大丈夫です(笑)。「iPhoneを探す」のアラーム音が鳴ると、彼女から呼ばれてることがすぐ分かるじゃないですか。それと同じで「Couples」はオリジナルの通知音があるのがいいですね。
うの:LINEとカップルアプリの使い分けとして、それぞれのトークの通知音も関係しているということですね。カップルアプリ経由で彼女・彼氏から連絡がきたら、スマホを見る前に通知音で相手かどうかが分かるという。
ダイキさん(社会人):そうです。彼女から連絡がきたらすぐに気づきたいので。
うの:通知音もカップルアプリを使う上で大事なんですね。貴重なお話ありがとうございました!
まとめ:カップルアプリの利用実態
・「LINE」になくて「Couples」にあるのは”2人だけの世界”
・Q&A機能・記事共有・有料スタンプが「Couples」の醍醐味
・喧嘩したら、「Q&A」機能やソーシャル「ギフト」機能で仲直り
最後に
「LINE」や「Instagram」に広告出稿をする企業が増えていますが、カップルがターゲットの場合はカップルアプリの広告出稿も視野にいれていきたいですね。
例えば、
・水族館などのレジャー施設はソーシャルギフトでクーポン発行
・旅行会社はタイアップ記事で商品を紹介 などなど…。
kakeruは今後もデジタルネイティブ世代の生の声を聞いていきますので、ご期待ください!
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【カップル専用アプリ”Couples”】