Twitter企業アカウントは人の温かさを持つべし!~Twitter社・王子田執行役員に聞いてみた~(後編)

2015 10.27

皆さん、ごきげんよう。山ノ手です。

前回に引き続き、Twitter Japan株式会社(以下、Twitter社)オンラインセールス部の執行役員 王子田 克樹さんにインタビューいたしました。

前回の取材では「モーメントを制するものはTwitterを制す」と言っても過言ではないほど、いかにモーメントを捉えることが重要かをうかがうことができました。今回はブランディング以外の広告に関してや、最近話題の企業公式アカウントについてお聞きします。

それでは後編をどうぞ!↓

★登場人物
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Twitter Japan:王子田さん
kakeru編集部:三川山ノ手
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アプリや動画広告も!Twitterの強み「インタレスト軸ターゲット」活用の大切さ

山ノ手:ここからはパフォーマンス系広告について質問いたします。ブランディングとは異なり、新規会員獲得や商品購入を目的としたものですね。ずばり、顧客を獲得するにはどんな方法が有効ですか?

王子田さん:ターゲティングを駆使することが1番だと思います。Twitterならではのインタレスト(興味・関心)軸ターゲットが強みですから。また以前はなかった除外配信設定など、ここ2年間でターゲティング機能がかなり充実してきました。それらを組み合わせながら、最適な獲得方法を探求してみてください。

山ノ手:実際に、パフォーマンス系広告での成功事例はございますか?

王子田さん:最近多いのは、第三者ツイートですね。

山ノ手:第三者ツイート?

王子田さん:企業アカウントのツイートを広告配信するのではなく、契約した有名人や他アカウントなど、第三者のツイートを広告で活用する方法です。有名な芸能人よりも、読者モデルなどのユーザーにより身近な存在の方が反応が良いようです。最近はアプリや化粧品などで活用されることが多いです。

山ノ手:たしかに最近アプリ用の広告をよく見かけます。なぜアプリに特化したメニューができたのでしょう?

王子田さん:Twitterユーザーの90%以上がスマホからログインしているというデータがあります。スマホにはアプリが入っているので、それを狙わない手は無いという当然の流れからできました。アプリ広告は先ほど述べた、ここ2年間で充実してきたものの1つです。

系統で言うと、ゲームやユーテリティ系が多いですね。最近できたアプリ用の動画広告によって、ユーザーが「このアプリによってどんな体験ができるか」を直に見られることが魅力のようです。事実、82%以上が再生されているんですよ。


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