Facebookのメッセンジャーで東洋経済を登録したら毎日見るようになった話。

2017 6.22

こんにちは田村です。Facebookのメッセンジャー、もはや私にはインフラとなっております。

思えば、こないだセミナーについての事前すり合わせからギャラのお話まで、全部Facebookメッセンジャーでやりました。担当者さんと名刺は交換したのでメールアドレスは一応知ってますが、メールしないまますべてが終わりました。

方や、今進めている別の案件では主にLINEで連絡をとりあっています。

自分でも気づかないうちにLINEやFacebookメッセンジャーを主たるコミュニケーションツールとして使うようになっていたのですが、ふと「なぜメールの利用頻度が下がったのかなー」と考えてみました。

メールの受信箱を見てみると、超重要メールが超どうでもいいメールの中にちらほら紛れています。どこかにメールアドレスを登録した際に「お知らせを受け取る」にチェックしたままだったとか、そういうことなんでしょう。以前私の知り合いに、「どのサイトで登録したアドレスが漏れているか徹底的に調べる!」と、いろんなサービスに登録するごとにアドレスを変えている猛者もおりましたが。

一方Facebookメッセンジャーの受信箱は、基本Facebookで繋がっている「友達」からのメッセージがほとんどです。たまに金髪の美女から「What are you doing?」とか話しかけられたりしますが。

Facebookメッセンジャーは、ひとことで言うと「安心」なのです。ゼロではないですが、基本わけのわからないスパムメールや勧誘などは来ません。知人が本当に用事がある場合に連絡をくれるものだからです。

で、数ヶ月前、東洋経済さんという雑誌が「Facebookメッセンジャーで情報を発信する」と、サイトに掲載されていました。

個人的に東洋経済という雑誌は、以前より自分が興味のある特集などが組まれている号は書店で購入していました。スマホでも時々興味深いニュースは見ることがありました。なので、軽い気持ちで「おもしろくなかったら登録解除したらいいや。」と登録してみたのです。

結果、登録した4月下旬から今日まで、毎日スマホで東洋経済のサイトを閲覧しています。理由書きます。

私が東洋経済のサイトのFacebookメッセージを開封してしまう理由

1.朝ちょうどいい時間にメッセージが届いている

毎日午前7時ぐらいに受信箱にメッセージが届きます。なので、朝イチにメッセージをチェックするときには大体未読メッセージは「1」以上あるという状態です。
toyokeizaiFBmesse
GmailとかLINEの受信箱は未読だらけでも最近は気にならないのですが(気にしろ)、Facebookメッセンジャーの未読はとりあえず消しておきたいのです(あ、僕だけですかねこれ)。なので100%開封します。

2.元々結構興味があるネタが記事になっている

自分の持ってる株の価格や配当に影響しそうなできごと、テクノロジー周りのニュース、ライフスタイルなど、Facebookメッセンジャーで教えてもらわなかったら自分から探しにいくような記事が多いのです。毎朝「最新記事」が配信されてくるので、タイトルだけざーーっと見て興味のあるものから順番に読んでしまいます。

3.オートリプライによる検索もちょっと楽しい

普通にメッセージ送信するように、見たいジャンルのキーワードを入力します。

すると、該当する記事をいくつかピックアップして返信してくれます。LINEニュースなどでもまとめ見する機能はありますが、見たいときに見たいものを返してくれるというのは非常に心地よく。

※「投資」って検索してみました。ふむふむ。複利はすごいすよ。コツコツやりましょうね。
toyokeizaiFBsearch

このあたりが理由かと、自分では思ってます。踏まえてヘビーユーザー目線で、企業、特に雑誌やメディアサイトなどがFacebookメッセンジャーを使って常時自社の記事にアクセスしてくれるためにはどうしたらいいのかまとめてみます。

Facebookメッセンジャーの活用ポイント

A.まずは既存の読者をねらえ

元々興味があるからメッセージを開きます。私もいくつかあるFacebookメッセンジャーの企業公式アカウントに登録してみたのですが、興味の無いものは開かなくなりました。まずは読者を拡大するよりも、自メディアから浮気しないようにFacebookメッセンジャーで接触するという考え方が良いかもしれません。

LINEの公式アカウントのように、とにかくスタンプをバラまいてユーザーを増やすなどの方策は、ここでは逆効果ではないかと感じます。(そのせいでLINEの企業アカウントからの未読を放置するようになったのかも)

B.効果の高い配信時間を検証せよ

東洋経済さんの場合は、「朝出勤前に配信」というのが最適なのではないかと思います。通勤電車の中で情報収集できますし。ただ、これがファッション系のメディアや音楽系のメディアだったらどうなのかは検証する必要があるでしょう。まあ、このあたりの検証方法はメルマガとかでも同じですが。

C.読者に「開封グセ」をつけさせよ

毎日決まった時間に複数の興味深い記事が来るというリズムになれば、ほぼ確実に開封してくれるようになります。逆に、送信されたりされなかったり、送ってきても1つ2つの記事しか掲載されておらず、興味のある記事が全然無かったりすると開封する意欲を失います。「定期的に」「複数の」「登録ユーザーが興味を持つ記事」を送信し続けることが必要です。

まとめ

今はFacebookメッセンジャーで情報を発信しているプレーヤーはまだまだ少ない印象です。しかし、まずは既存のファンに登録してもらうことによって、確実に効果は上げられます。特に「既存のファンはいるものの最近PVが落ちてきたメディアサイト」や、「紙の媒体がメインではあるが、オンラインに移行する必要を強く感じている雑誌」などは着手されるべきであると考えます。

有象無象のプレーヤーが、LINEのように「発信する情報とは関係ないインセンティブ」を使って殺到する前に、確固たる地位を築いておくのも戦略ではないでしょうか。

 

こちら、Facebookメッセンジャーをつかった情報配信サービスです。
>>Facebookメッセンジャーで情報発信 チャットウィズ詳細情報

 

田村でした。


PAGE
TOP