Ingress ミッションデー 仙台

Ingress ミッションデーとは|イングレス初心者講座 わんこ団子

2015 9.14

2015年10月に君津市と横須賀市でと、9月から10月にかけて、ソウル・ダブリン・オアハカ・オールバニ・リスボン・キャンベラ・ベルグラード・コロンボ・リトルロック・コペンハーゲン・シンガポール・ソルトレイクシティ・コンセプシオン・カールスルーエ・オークランド・イスタンブール・カトマンズ・モスクワ・ピッツバーグなど各国各地でIngress公式イベント「MissionDay」が開催されます

ベテランエージェントにはお馴染みこのミッションデーですが、最近Ingressを始めたエージェントさんの中にはなんのことやらわからない、という方もいらっしゃるかもです。 なので今回はミッションデーについての基礎知識を書いておこうと思います。

地元エージェントが運営する公式イベント

Ingressの公式イベントは「Anomaly」「MissionDay」があります。

Anomalyは、Ingeressを運営しているNiantic.Incが主体となって開催されます。ResistanceとEnlightenedで勝敗を争い、閉会式で盛大に勝敗が発表されます。

2015年6月に仙台で開催されたAnomaly「PersePolis」では提携企業の担当者が登壇するなど、公式発表の場にもなりつつあります。

一方、MissionDayは公式イベントではありながら、地元自治体やエージェントが主体となってイベントが運営されます。

MissionDayのルール

基本はIngressゲーム内にある「Mission」機能を使います。Missionというのはオンライン版スタンプラリーのようなもので、複数のポータルを訪問したりクイズに答えたりしながら、メダルを収集するというものです。

※参考記事 イングレス Missionはスマホオンラインスタンプラリーで

MissionDay用に複数のMissionが準備されます。その中のいくつかをクリアするとごほうびがもらえます。仙台でやったときは、4つのミッションが用意され、そのうち2つをクリアすることが条件となっていました。

※参考記事 MissionDayを甘く見ておった 仙台 2日目レビュー

エージェントのメリット

与えられた条件をクリアするとMissionDayメダルがもらえます。仙台のときはカードが配布されました。 missionday-card カードに記載のパスコードを入力すると、 自分のAgentStatsにMissionDayメダルが追加されます。これは嬉しい。 IMG_4611

運営する自治体のメリット

公式イベントとして開催できる

運営側が全世界に公式発信 各地ではエージェント主体のイベントが多々開催されていますが、やはり「公式イベント」が開催できるというメリットは大きいです。自治体のサイトなど、自前のメディアだけでなく、Niantic.Incが公式にその都市の名称を全世界に発信してくれます。

日本に近いところでは韓国や台湾にもIngressユーザーは多く、いわゆるインバウンドでの来客も望めます。

隠れた名所にエージェントを誘導

参加するエージェントは、設定したMissionに含まれるポータルを必ず訪れることになります。魅力的なのに認知度が低いポイントなどをMissionに入れておくと、エージェントは開催エリアの新たな魅力に気づくことになるでしょう。

↓田村が仙台のMissionDayで訪れたポータルとその周辺のようす↓
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自治体と地元エージェントとの関係

地元エージェントと自治体がIngressというイベントを通じて、事前準備や当日の運営を共同で進めることになります。ひとつのイベントを運営することによって双方の距離が縮まり、お互いに意見を交換できるキッカケにもなるのではないでしょうか。

どうやったらMissionDayを開催できるのか

「どうやったら」というのはなかなか難しいところなのですが、僕がNiantic.Incの中の人やスポンサー企業さんなんかとお話ししていてなんとなく感じるのは、この2点です。※あくまでも田村個人の見解です。

1.担当者がIngressを好きなこと

やってるだけではなく「好き」なことです。集客のための「ツール」としか見ていないようだと、難しそうです。

2.長く取り組んでもらえそうなこと

一発イングレスのイベントをぶちあげて話題になったら終わりというのではなく、数ヶ月・数年にわたってイングレスを活用しようと考えていることが重要です。

とにかくMissionDayに行ってみよう

10月3日には千葉県君津市、10月31日には神奈川県横須賀市でMissionDayが開催されます。ぜひいずれか(できたらいずれも)行ってみて、あなた自身でどんなものなのかを感じてみてください。

君津市は初めてIngressを活用した取り組みであり、かたや横須賀市は1年近く前からIngressを観光施策の一部として実施されている自治体さんです。立地条件も観光資源もまったく異なるこの2つの自治体が、どんな風にIngressをつかってイベントを盛り上げているのか、体感してください。

Ingress MissionDay 公式イベントページ

まあ、偉そうにずらずら書きましたが、とりあえず楽しみで仕方ないのでなんか書きたかっただけです。当然僕はどっちもいきますよ。

イングレ田村でした。

>>ウチの地域もIngressで盛り上げたいけどどうやったらいいかわからないのでイングレ田村に聞いてみたいという人のためのお問い合わせフォーム


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