スタバでバイトはもう古い?「フリー素材モデル」の河村友歌(大学4年)に聞く、ニュージェネレーションズの生き方

2017 4.24

こんにちは。kakeru編集長の三川です。

まずは、どん。

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彼女を見て「どこかで見たことある」とピンと来る方、いらっしゃるのではないでしょうか。”ゆかちぃ”こと、河村友歌さんはぱくたそで「フリー素材モデル」として活躍しており、あらゆるネット広告に登場します。

YouTuberやインスタグラマーに象徴されるように、”個”を活かした職業が次々に誕生するなか、彼女は何者でもないフリー素材という”個”をなくす生き方を選択しています。そんなゆかちぃさんが気になり、今回取材を申し込みました。

ゆかちぃさんは現在大学4年生で就活真っ最中だそう。彼女はなぜフリー素材モデルになろうと思ったのか、また大学卒業後はどのような道を歩もうと思っているのか。ニュージェネレーションズの生き方に迫っていきます。

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フリー素材モデルになったのは“偶然”

三川:ゆかちぃさんはフリー素材モデルになられて、どれくらいですか?

河村友歌(以下、ゆかちぃ):大学1年の春にフリー素材モデルを始めたので、もうすぐ2年になりますね。

三川:大学1年といえば、サークルとか新しい友だちとか、1番楽しい時じゃないですか!なぜ、フリー素材モデルになろうと思ったんですか?

ゆかちぃ…………。

三川:えっと……どうされました?

ゆかちぃ実はわたし…インタビューされるのがすごく苦手なんです……(笑)。いつも回答に困ってしまうので、今日はノートを持ってきました!

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三川:就活ノート…さん!?不思議キャラ全開ですけどあとで掘るとして。

ゆかちぃすみません、フリー素材モデルになった理由ですよね? きっかけは「タイムスリップ女子高生」です。当時、Twitterのタイムラインを眺めていたら、偶然、タイムスリップ女子高生の企画を見つけて。まずは応募してみることにしたんです。

「タイムスリップ女子高生」

三川:昔からモデルになりたい、と思っていたんですか?

ゆかちぃ「モデルになりたい」という思いはあったかもしれないですね。高校生の頃、校則がすごく厳しくて、なるべく目立たないようにしていたんですけど、大学生になった途端、いろんなことから解放されて。すぐにSNSに飛びつきました。

SNSを見ていたら、当時は「美学生図鑑」や「美人時計」といった美少女コンテンツが流行っていたこともあって、モデルの募集がいくつかあったんです。そこに応募していった結果、「タイムスリップ女子高生」に出会い、モデルとして選んでいただきました。

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三川:タイムスリップ女子高生、懐かしいですね。

ゆかちぃその後、タイムスリップ女子高生が「PAKUTASO(ぱくたそ)」とコラボすることになり、そのモデルの一人にわたしが選ばれて、フリー素材モデルとしてデビューしました。

当時はフリー素材モデルのことは全く分からなかったですし、自分の画像が使われているのを見て驚くこともあったんですけど、お仕事をいただけることがとにかく嬉しくて。とりあえずやってみよう、と一歩踏み出してみることにしたんです。その結果、今があるので挑戦することはすごく大事だなと思います。

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社会人として必要な知識を身につけることが活動の目的

三川:現在、フリー素材モデルの他にどんなことをやっていらっしゃいますか?

ゆかちぃフリー素材モデル以外に、企業から依頼されたモデルの仕事もやっています。わたし、アルバイトをしていないので、個人事業主として基本的には企業からのお仕事で収入を得ています。

三川:個人事業主!?大学生って普通カフェとかでバイトしてるんじゃないの!? 

ゆかちぃ社会人として必要な知識を実践でコツコツと身につけるのが、この活動の目標になっています。自分が前に出るよりも、いろんな企業の人とコミュニケーションとれることが、この仕事の面白さというか、醍醐味ですね。

これまで11個のコラボ企画に出演させてもらったのですが、フリー素材モデルだけでなくコンセプトの立案から絵コンテの提出など、ディレクションもやらせてもらっています。他には最近、アパレルブランドとコラボして、企画書を作ったり、ワンピースのデザインもしたりしましたね。


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