Snapchatはカメラ機能だけじゃない!24時間限定コンテンツ「Discover」と「LiveStories」について知っておこう

2015 12.22

こんにちは。kakeruでインターンをしています、千賀亮です。

海外でTeenに大流行の「Snapchat」について、前回もお伝えしましたが、その続きです。Snapchatのメッセージアプリ以外の側面をお伝えします。

10秒ルールだけじゃない

少しでもSnapchatを知っているなら、「はいはい、あの写真がすぐ消えていくアプリでしょ。」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、Snapchat、それだけじゃないんです。

10秒以内に写真や動画が消えていく機能( = Snaps ) だけでなく、24時間で消えていく機能( = Story ) もあるんです。

24時間限定コンテンツ、「Discover」と「LiveStories」。

Discoverというページでは、CNNやDailyMailなどがこのStoryの機能を使ってニュース等のコンテンツを配信しています。

12月22日現在、17のチャンネルが存在しており、それぞれが文字情報だけでなく、写真や動画も使って自分たちのコンテンツを配信しています。もちろん24時間で消えていくので、あるのは常に最新の情報です。毎日情報を更新し続けないと、ページが空っぽになってしまうと考えると、恐ろしい気もしますね。

また、LiveStoriesという機能では、特定の場所やイベント会場にいるユーザーの投稿がキュレートされています。以前、TokyoというLiveStoriesでは、外国人旅行者による観光の様子がたくさん投稿されていました。もちろん24時間で消えてしまうので、今は見ることができません。

あとで読むなんてもう古い。

メッセージアプリとしてだけでなく、コンテンツ配信アプリとしての側面も持っているSnapchatですが、様々なコンテンツであふれているTwitterやFacebookなどのSNSと何が違うのでしょうか。個人的な使用感にもなってしまいますが、コンテンツ配信アプリとしてすぐれている点は、大きく2つあると思います。

コンテンツが常にフレッシュである

24時間以内に更新された新しい情報のみでキュレートされているため、古い情報は存在しません。TwitterやFacebookでタイムライン上で上位にある記事を読んだら、昔の記事のRTだったなんてことはありませんか。Snapchatにはそれがなく、常に最新の情報だけです。また、時間限定の情報であるという点からも情報の価値を高めていると思われます。あとで読むという概念はSnapchatには必要ないのです。希少価値のあるフレッシュなコンテンツを提供している点が差別化要因の1つであると思います。

サクサク動く

これは使ってみて実感したのですが、LINEやその他SNSと異なり、「読み込みが遅い」「重く感じる」などの症状が少ないように感じます。FacebookやTwitterでも、スクロールした際、読み込みに時間がかかってイライラ、なんて経験をした方も多いのではないでしょうか。コンテンツや写真・動画などのメディアが消滅していくということもあるのかもしれませんが、アプリがサクサク動くためストレスを感じることなく利用することができるように思います。

これ以上ないリアルタイム感。

Storyの機能はSnapsの機能と違い、見ていても見ていなくても24時間で消えていきます。

何度も強調しますが、Snapchatには新しい情報しかないです。24時間以内に更新された情報のみしか存在しておらず、1日経った情報はもう古いのです。

情報過多のこの時代において、情報に希少価値があるような気がしますよね。自分の好きな有名人の情報なら、1つたりとも見逃したくなくて、毎日欠かさずチェックしたくなりそうです。

サッカーの試合会場やファッションショーなどの特定のイベントにいる人による実況的な情報、有名ミュージシャンやセレブリティが何をしているかなど、世界中の今を気軽に見ることができるというリアルタイム感はなかなかほかのアプリには見られないんじゃないでしょうか。

世界中の今を、永続しない情報であるということで希少性を高めているのが、Snapchatの最大の特徴と言えるかもしれません。


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