こんにちは。kakeruでインターンをしています、千賀亮です。
海外Teenに大流行の「Snapchat(スナップチャット)」、みなさんはもうご存知ですか。Facebookからの買収提案を拒否したことでも有名ですね。
日本ではまだそれほど流行していないので、「名前は聞いたことあるけど」という反応が多そうですが、大注目されているSNSのひとつでもあります。手さぐりでポチポチと、さっそく使ってみました。
送った写真が消えていく!?
アメリカ生まれのSnapchatは、送った写真や動画が相手に見られてから10秒以内で削除されるというメッセージアプリです。
主なSNSとして現在認知されているFacebookやTwitter、InstagramやLINEとはまったく逆の発想で、メッセージや写真などをログとして残すことを良しとしていません。送ったものは、チャットであれ、画像であれ、動画であれ、10秒以内に消えていきます。
気軽さが人気のようで、パシャッと撮って、サクッと加工し、シュッと送る。それがSnapchatです。念入りに加工したり、アーティスティックな雰囲気にしたり、なんてことはありません。
既読スルーが当たり前
思い出に残しておきたいエピソードや絶対見てほしいことではなく、近くにいる人に「ちょっと見て」と伝えたくなるようなメッセージってありますよね。たとえば、髪を切ったとか、変な看板見つけたとか。そんな会話をネット上に持ち込んだのがSnapchatです。しっかりと考えた上での濃い情報のコミュニケーションではなく、最も軽く・早く・雑なコミュニケーションのためのツールなのです。
日常生活の中で遭遇したクスッと笑えるようなちょっと面白いネタや発見なんかを写真や動画で伝えたいときにはピッタリだと思います。
気軽な気持ちで利用できるという側面から見ると、おそらくTwitterに近いのではないかと個人的には思います。しかし、相手に送ったものは消えるので、多くの人に拡散されてツイ消ししたくなるという心配はありません。今、その瞬間だけにポイントを置いた気軽なコミュニケーションなのです。
気軽さを体現している機能
Snapchatの機能として有名なのは、インカメラのレンズです。レンズの種類は定期的に更新されているようです。目が光ったり、口から虹がでたりするレンズがいまは人気のようです。
テキトーさや雑さ、気軽さにあふれていますね。そのほかにも、簡単な操作でお絵かきやスタンプ、文字入れも可能です。
何も考えないコミュニケーション
LINEにしても、Facebookにしても、Instagramにしても、投稿する内容をすごく選んでいませんか。加工を念入りにして、写真をカッコよくクリエイティブにすることを求められているような気分の人も多いようです。それが原因でSNS疲れにつながっているのかもしれないですね。
そんな風潮があるからこそ、Snapchatのように、何も考えずに気軽にコミュニケーションできるアプリが求められているのかもしれません。