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【最新海外事例 vol.2】米大統領選候補者のSNS活用

2016 7.21

こんにちは、kakeru編集部の峠田あかねです。

もうすぐ東京都知事選が始まりますね。
参院選で18歳選挙が始まり、若者の反応に注目が集まったことは記憶に新しいかと思います。
その若者たちは、東京都知事選にも関心があるのでしょうか?

参院選に関する事前調査によると、18歳の約60%が「投票に行く」と回答していましたが、実際の結果は18歳の51.17%が投票に参加したそうです。

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参照元:http://www.nhk.or.jp/d-navi/link/18survey/
    http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news/20160711-OYT1T50218.html

事前調査の数値よりは低い結果となりましたが、18歳の約2人に1人が投票に参加したということで、若年層へ向けた選挙告知は必須であることが明確になったのではないでしょうか。

日本では今回の参院選から18歳以上が選挙権を持つようになりましたが、世界で見ると191の国・地域のうち、9割近くが選挙権年齢を「18歳以上」と定めています。

(参考:http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9552450/www.soumu.go.jp/18senkyo/about

世界中では既に多くの若者が選挙権を持っているということになりますが、各国の候補者の方は、若者に対してどのようにアプローチしているのでしょうか?

11月の大統領選に向けて盛り上がっているアメリカでは、なんと1971年から選挙権年齢を18歳以上と定めているそうです。

そして、アメリカ大統領選の候補者として世界中の注目を浴びているヒラリー・クリントン氏ドナルド・トランプ氏はTwitterやInstagramを活用し、活発に情報発信を行っています。

そこで今回は、ヒラリー・クリントン氏と、ドナルド・トランプ氏のSNS運用に注目し、前回の記事で紗蘭さんとmimmamさんへのインタビューで明らかになったSNS攻略法に当てはまっているのかどうか、検証していきたいと思います!

おさらいですが、TwitterとInstagramの攻略法は以下の5つです。

5箇条

ヒラリー・クリントン氏とドナルド・トランプ氏のSNSについて

▼ヒラリー・クリントン氏(7月19日現在)

【Instagram】
フォロワー数 約156万人
【Twitter】
フォロワー数 約744万人

▼ドナルド・トランプ氏(7月19日現在)

【Instagram】
フォロワー数 約203 万人
【Twitter】
フォロワー数 約 984万人

SNS攻略に基づいて検証!

其の一:プロフィール写真、カバー画像、説明文は工夫して作成・選定すべし!

hikaku_instagram

①プロフィール画像はロゴではなく、笑顔の顔写真

ヒラリー・クリントン氏 〇(笑顔の写真を使用)
ドナルド・トランプ氏    △(真顔の写真を使用)

候補者のキャラクターにもよりますが、親しみやすさを感じてほしいなら笑顔の写真を選びましょう。

②説明文はしっかりと記載

ヒラリー・クリントン氏 △(簡単な説明のみ記載)
ドナルド・トランプ氏    ×(ハッシュタグのみ記載)

おふたりほどの知名度になると、自分が誰なのか説明する必要はないのでしょうが、日本の場合はしっかりと記載した方が良いでしょう。

hikaku_twitter

③Twitterのカバー写真は、風景か自分が写っているオシャレな写真

ヒラリー・クリントン氏 〇(自分の姿の写真を使用)
ドナルド・トランプ氏    〇(Twitterカバー用に自分の写真を加工した画像を使用)

オリジナルのカバー写真だと、特別感があってユーザーの印象も良くなります。

其の二:若者が見たくなるコンテンツを用意するべし!

 

THANK YOU #TrumpTrain! #Connecticut #Delaware #Maryland #Pennsylvania #RhodeIsland

Donald J. Trumpさん(@realdonaldtrump)が投稿した写真 –

①若者に伝わりやすい言葉や絵文字を活用

ヒラリー・クリントン氏 ×(特に若者を意識した言葉遣いはなし)
ドナルド・トランプ氏    〇(ハッシュタグを多用し、1投稿あたりの文章量も少なめ)

絵文字やハッシュタグを私用して、文章に強弱をつけることがポイントです。

②炎上を恐れない投稿

ヒラリー・クリントン氏 〇(トランプ氏のネガティブキャンペーン投稿あり)
ドナルド・トランプ氏    〇(ヒラリー氏のネガティブキャンペーン投稿あり)

お互いのネガティブキャンペーンとなる内容を数多く投稿しており、炎上なんて全く恐れていないということが伝わってきますね。海外では、企業でもライバル社の商品との比較広告を行うなど、ネガティブキャンペーンもプロモーションのひとつとして取り入れられています。
しかし、日本の場合は、批判ばかり言っている人に対するイメージは悪くなる傾向にあります。日本でライバルのネガティブキャンペーンをしすぎると、自分のイメージも悪くなってしまうので気を付けてくださいね!

 

Remember: When @realDonaldTrump opens his mouth, our kids are listening.

Hillary Clintonさん(@hillaryclinton)が投稿した動画 –

③文面で説明して分かりにくいことは動画で投稿

ヒラリー・クリントン氏 〇(女性支持者との交流やトランプ氏のネガティブキャンペーンの動画投稿)
ドナルド・トランプ氏    〇(自身の演説シーンの動画投稿)

紗蘭さんとmimmmamさんによると、若者は動画を見ている人が多いそうです。
長い投稿文よりも、15秒の動画にまとめた方が若者には届きやすいでしょう。

其の三:インスタはメッセージ性&プライベート感を出すべし!

①ポスターやテレビなど他のメディアで出していないようなオフショット写真を投稿

ヒラリー・クリントン氏 〇(若い頃の写真も積極的に投稿)
ドナルド・トランプ氏    〇(家族の写真をたくさん投稿)

昔の写真や家族の写真以外にも、食事の様子やコーディネート、趣味の投稿をしてみましょう。
投稿者自身のプライベートな一面を見せることで、ユーザーに親近感を持ってもらえるようになります。

 

Right now, in many states, child care is more expensive than college tuition. Think about that for a minute. We know that college is too expensive—but for many families, child care costs even more. That puts parents in an impossible position: Either they put their kids in a not-so-great place and spend the whole day worried and distracted, or they do whatever it takes to pay for child care, even if that means taking on debt. Or they decide that they just can’t afford it, so one parent has to stay home, even though a lot of families need two incomes to get by (and staying out of the workforce for a longer period makes it harder to jump back in later on). And of course, for single-parent families, all these choices are even starker. Enough is enough. It’s time we make quality child care affordable for every family in America.

Hillary Clintonさん(@hillaryclinton)が投稿した写真 –

②国民との関わりが分かる画像・動画を投稿

ヒラリー・クリントン氏 〇(女性の国民とコミュニケーションをとっている画像や動画を数多く投稿)
ドナルド・トランプ氏    △(国民との関わりが分かるような投稿は少ない)

国民に候補者自身を身近に感じてもらう為には、少人数の国民ともコミュニケーションをとっているような画像を投稿した方が良いでしょう。

其の四:SNSを複数運用するなら投稿内容を差別化すべし!

ヒラリー・クリントン氏 △(TwitterとInstagramで同じ投稿あり)
ドナルド・トランプ氏    △(TwitterとInstagramで同じ投稿あり)

Twitterでは国民とのコミュニケーションや、時事ネタなど即時性のある情報を発信する場として。
Instagramでは写真や動画でプライベートな一面を見せる場として利用するなど、TwitterとInstagramでそれぞれの特性を活かした使い方をしてみましょう。

其の五:TwitterとInstagramのハッシュタグは使い分けるべし!

ヒラリー・クリントン氏 △(Twitter、Instagram両方ともハッシュタグは少ない)
ドナルド・トランプ氏    〇(Twitterにはハッシュタグが少ないが、Instagramでは多用)

Twitterはハッシュタグをつけなくてもワードで検索してもらえます。
しかし、Instagramではハッシュタグをつけないと検索に引っかかりません。少しでも多くの人に見てもらいたいなら、ハッシュタグはつけるようにしましょう。

まとめ

最近では、日本でもFacebookやTwitterを利用して情報を発信している候補者の方が増えてきていますが、Instagramを使っている候補者の方はまだまだ少ないようです。

しかし、18歳の2人に1人が選挙に行くようになったいま、若年層へのアプローチは必須です。
SNSを駆使して若年層へアプローチできた方は、選挙での勝利へ近づくかも…?

Instagramだけでなく、最近注目のSnapchatやSNOWで自撮りを送る候補者の方がいたりしたら、面白いかもしれませんね。SNSに対する若者の意見や、アメリカの大統領候補者の実際の使い方を参考にして、選挙活動にSNSを利用してみてください!

 

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