新型コロナウィルスの感染拡大が連日大きく報道され、日がたつにつれてさまざまなSNSアカウントで対策する動きや事例があがっています。
Instagramに続き、Twitterアカウントの事例を探っていきます。
Twitterにおいては、これまでにも見られた「緊急時における」情報取得の場としての存在意義が今回も高まっているように思われます。
Twitterでの3つの動向(主にパブリック視点)
■実益情報の受発信がさらに増加
■啓蒙型コンテンツ
■“つながる”コミュニケーション
実益情報の受発信がさらに増加
これまでもTwitterでは、Instagramやその他と比較して、時事性の強い情報やお役立ち、ハウツー等の実益を伴う情報が投稿される傾向が見られましたが、新型コロナの感染拡大という緊急時においても、速報やニュース系、企業からの発信情報はもちろん、リモートワークにおいて役立つ情報や、オンラインMTGで使える壁紙を自社コンテンツを持つ企業がこぞって配信する等、“役立つ”ということがキーとなっているようにも思われます。
自社コンテンツを持っているエンターテインメント、ゲーム系企業はこのような場合において、発信が非常に早く、また、惜しみなくクリエイティブを配信するところに、企業としての姿勢を感じさせます。
“AR花見”もクリエイティブな発信のひとつ。
啓蒙型コンテンツ
正しい手洗いを啓蒙するような、社会的な意義のあるコンテンツが多く配信されています。Instagramではユーザー参加を促すものが多いのに対して、ここでは企業からユーザーが立っている社会に対し、“いま拡散すべきこと”を伝えるコミュニケーションの場であることが感じられます。
企業だけでなく「#デザイナーにできること」のように、個人による呼びかけも見られました。
“つながる”コミュニケーション
Instagramと同様にタレントやお笑い芸人、俳優等の間で“バトン企画”が進行中です。それ以外にも、特撮ヒーローから子どもたちへの読み聞かせなども見られました。
バトン形式ではないですが、子どもたちに呼びかけるような投稿も多数。
また、音楽業界やエンターテインメントの業界でも、実際に役立つ情報が発信されているケースが多く、例えばクラブやライブハウスを支援する動きや、クラウドファンディングの使い方を改めて告知する投稿など、支援や助け合いが切実な想いとともに人同士のつながりによって広がっているのが見受けられます。
その他の事例
さらに創意工夫をともなった企業活動の告知が多数ありました。
(株式会社オプト ソーシャルメディアマーケティング部調べ)