オリンピックの正式種目に野球

果たしてTwitterのチカラで野球をオリンピックの正式種目に復活させられるのか

2015 12.29

豪華メンバーによる #キャッチボール

まずはこちらのツイートで動画を。2:40あります。

今年2015年の春ごろから、テレビのCMとかで結構流れてた記憶があります。(僕が野球ばっかり見てたからかもですが)

まあ、野球好きにとっては見てるだけでワクワクする映像です。敵味方問わず日本の野球ファンにとってのレジェンド中のレジェンド、長嶋茂雄さん→王貞治さんとボールが渡されるところからこの動画は始まります。

そして大谷翔平・柳田悠岐・山田哲人・能見篤史など、現役バリバリの選手からダウンタウンの浜ちゃんやAIKO乃木坂田村淳に上地雄輔佐藤浩市、などなどの芸能人からタッチの和也まで登場。

いっぱい回って、ソフトボールで金メダルを獲った上野由岐子さんとかも出てきて最後はまたまたレジェンド野茂英雄に。出演者は全員ボランティア、ノーギャラだとか。

2015シーズン中はテレビCMだけでなく、ハマスタとか甲子園とか神宮球場とか東京ドームとか、球場でナマ観戦するとバックスクリーンにもこの映像が映しだされていました。それも合わせるとわたくし個人的にたぶん50回ぐらいは見てると思います。

野球ファンならずとも見入ってしまうこの動画ですが、作られた目的は「もういちどオリンピックの正式種目に野球・ソフトボールを」というキャンペーンのためでした。なんかこの映像見てたら、やっぱり野球みたくなりません??

「#キャッチボール」でみんなの願いを届ける

この動画が公表されるとともに、「catch-ball.net」というサイトが公開されました(いまは閉鎖されています)。

そして、ハッシュタグ「#キャッチボール」とともにこの動画をTwitterに投稿し、オリンピックで野球を見たいという思いをみんなで届けようと、こんなにたくさんの人がオリンピックでソフトボールを見たいんだということを証明しようと、キャンペーンを実施したのです。

みんなの投稿は

ということで、キャンペーン中に投稿された「#キャッチボール」が付いたツイートをいくつかピックアップしてみましょう。

 aikoさんのPR。

狙いどおり。乃木坂ファンも反応。

そうそう。球場ではこんな感じで流れていました。

法政大学バージョン

なんとウガンダバージョンも!

動画やら写真やら、みんないろいろ投稿してます。
↓↓↓

#キャッチボール 検索結果(Twitter)

キャンペーンの効果はどうだったんでしょうか

どんなKPIが設定され、それに対して達成度がどうだったのかは知る由もありません。機会があれば関係者の方に伺ってみようと思いますが。

ひとつの目安として「オリンピックに野球を」というキーワードの検索数を見てみようと思います。
オリンピックに野球を キャンペーンがはじまった2015年3月に一段上がってますね。2月の月間検索数7840に対し、3月は11000回です。さらに8月、自分がキャッチボールしている動画をTwitterにアップすると自動的にCM動画に挿入されて閲覧できる機能が追加されました。ここでも数字はグンと伸び、8月の月間検索数は20000を超えています。

この検索グラフを見ていると、キャンペーンそのものの認知度は施策を打つごとに上昇しています。一定の成果はあったものと見られます。

ちょっともったいないところ

でも、野球バカのSNSコンサルタントとして第三者的に見ると、「ちょっともったいないかな?」と感じるところが2つあります。

1.ハッシュタグが一般的な単語すぎる。

「キャッチボール」という単語はこのキャンペーンがあろうとなかろうと、普段からよく利用される単語です。実際にいまでも検索すると、キャンペーン関係なく親子や友人とキャッチボールをしている画像や動画が多数投稿されています。

あまりハッシュタグが一般的な単語だと、無関係な投稿にまぎれてしまう傾向にあります。今回はもしかすると別の狙いがあったのかもしれませんが、せっかくなので「#オリンピックに野球を」など、キャンペーン感のあるハッシュタグを設定すると、さらに情報は拡散したのではないでしょうか。

2.キャンペーン終了後のアーカイブが無い。

上にも書きましたが、キャンペーン中に公開されていたサイトが現在は閉鎖されています。私もリアルタイムで閲覧することはできませんでした。

おそらくこのサイトには、出演者のコメントや8月以降参加できるようになった一般ユーザーの動画なども掲載されていたのではないでしょうか。

Twitterなど、ソーシャルメディアでキャンペーンを展開することのメリットは

・簡単に投稿でき、キャンペーンへの参加は容易。

という点が挙げられますが、デメリットとして

・「情報が流れる」メディアなので、「ここに来ると見たいコンテンツが確実に掲載されている」状態にできない。

このあたりはソーシャルメディアは全般的に苦手。やっぱり昔からあるWebサイトのほうが得意なのです。

いろいろ事情があったのでしょうが、事実としてキャンペーン終了後にサイトが閉鎖されているのは残念です。どんなのが掲載されていたのか見たいです。

東京オリンピック 野球 正式種目 現在のcatchball.net

オリンピックに野球・ソフトボールを

9月にはこんなニュースが。
東京五輪の追加種目 野球・ソフトなど復帰で調整
正式決定は2016年8月だそうです。はたして。

田村でした。

 


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